Pixel 10は、新たなAI機能を多数搭載し、カメラ以外でもAIが多く活用されています。
そんなAI体験に加えて、圧倒的なカメラ性能がPixel 10の魅力です。
価格はPixel 10で128,900円~!
競合モデルの価格を考えれば、かなり高コスパと言えます。
筆者は、Pixel 10 Proを購入しました!
実機が到着次第、実機レビューを追記していきます。
端末価格・キャンペーン
まずは、Pixel 10シリーズ各モデル・各容量の端末価格から見ていきましょう!
Googleストア価格表
以下がGoogleストア公式のモデル・容量別の端末価格一覧になります。
モデル | 容量 | 価格(税込) |
---|---|---|
Pixel 10 | 128GB | ¥128,900 |
256GB | ¥143,900 | |
Pixel 10 Pro | 256GB | ¥174,900 |
512GB | ¥194,900 | |
Pixel 10 Pro XL | 256GB | ¥192,900 |
512GB | ¥212,900 |
出典:Googleストア(日本)掲載価格。
公式キャンペーン
Googleストアでは9月8日までの期間限定で、Googleストアで使えるストアポイントのプレゼントキャンペーンを実施しています。
これは、Pixelシリーズの各モデル発売後に、毎度行われているもので、今回も開催されています。
対象モデル | 付与額(ストアポイント) | 実施期間(日本時間) |
---|---|---|
Pixel 10 | 30,000円分 | 2025年8月21日 〜 2025年9月8日 |
Pixel 10 Pro | 38,000円分 | 2025年8月21日 〜 2025年9月8日 |
Pixel 10 Pro XL | 56,000円分 | 2025年8月21日 〜 2025年9月8日 |
※いずれもGoogleストア(日本)での購入が対象。
今回から有効期限が2年間
このキャンペーンで配布されてきた「Googleストアクレジット」は有効期限が1年間となっていて、毎年Pixelを乗り換える猛者以外にとっては、Pixel Budsなどのアクセサリーを嫌々買うしかなかったのですが、今回から、「Googleストアポイント」への名称変更とともに、有効期限も2年間となり、かなり使いやすくなりました!
UQモバイルキャンペーン(最大45,000円相当)
UQモバイルではPixel 10シリーズを販売していませんが、SIMのみ契約を対象としたキャンペーンがありますので、UQモバイルでPixel 10シリーズを利用する場合は、このSIMのみ契約特典が受け取れます!
トクトクプラン2が10ヶ月 980円で使えるクーポン(15,000円相当)
UQモバイルクーポンコードの利用で、トクトクプラン2が10ヶ月980円(税抜)で使える!
※15,000円相当(不課税)還元
自宅セット割ご加入特典で、さらに5,000円相当還元
「自宅セット割ご加入特典」の適用で、更に5,000円相当の上乗せ還元が獲得できます。
クーポンコードと自宅セット割ご加入特典は併用可能なので、合計20,000円相当の還元をダブルで獲得可能!
au PAYカード新規契約・利用特典で、さらに20,000円相当還元
au PAYカードの新規契約・利用特典で、上記2つの特典と併用することで、トリプル特典の獲得が可能。
上記2つの還元合計が最大20,000円で、このau PAYカード新規契約・利用特典で更に最大20,000円相当。
ここまでで合計最大40,000円相当です。
まだ終わりません。
auでんき新規契約特典で、さらに5,000円相当還元
さらに、auでんきの新規契約特典で、5,000円相当の特典が獲得できます。
上記3つでの獲得合計が、最大40,000円相当でしたので、このauでんき特典を加えると、最大合計45,000円相当!
https://www.au.com/energy/denki/pr/prime/base
合計最大101,000円相当のキャンペーン
Google公式キャンペーンで最大56,000円、UQモバイル公式キャンペーンで最大45,000円なので、合計最大101,000円相当の割引を享受できます。
ここまでのGoogle公式特典+UQ公式特典を適用した場合の実質負担額一覧表がこちら!
特典適用後の実質負担額(Google公式ポイント+UQ公式キャンペーン)
以下がGoogle特典とUQ特典をダブルで獲得した場合の実質負担額一覧表です。
Pixel 10 128GBなら、実質53,900円~!
端末 | 容量 | 定価 | Google特典 | UQ特典 | 実質負担額 |
---|---|---|---|---|---|
Pixel 10 | 128GB | ¥128,900 | −30,000 | −45,000 | ¥53,900 |
Pixel 10 | 256GB | ¥143,900 | −30,000 | −45,000 | ¥68,900 |
Pixel 10 Pro | 256GB | ¥174,900 | −38,000 | −45,000 | ¥91,900 |
Pixel 10 Pro | 512GB | ¥194,900 | −38,000 | −45,000 | ¥111,900 |
Pixel 10 Pro XL | 256GB | ¥192,900 | −56,000 | −45,000 | ¥91,900 |
Pixel 10 Pro XL | 512GB | ¥212,900 | −56,000 | −45,000 | ¥111,900 |
算出式:実質負担額 = 定価 − Google特典(ストアポイント) − UQ特典(最大)
前提:Google特典は「Googleストアポイント(有効期限2年)」、UQ特典はSIMのみ契約等の組み合わせで最大¥45,000相当。いずれも条件・期間(Googleは〜9/8 23:59)があります。
※Googleストアポイントは購入時の即時値引きではありません
目次
- 端末価格・キャンペーン
- 3機種の違い(比較表)
- Pixel 10 レビュー
- Pixel 10 Pro レビュー
- Pixel 10 Pro XL レビュー
- Pixel 9シリーズからの進化点
- バッテリー・充電(Qi2 / Pixelsnap)
- FAQ
- 参考情報
3機種の違い(比較表)
項目 | Pixel 10 | Pixel 10 Pro | Pixel 10 Pro XL |
---|---|---|---|
SoC | Tensor G5 | Tensor G5 | Tensor G5 |
背面カメラ | 広角+超広角+5倍望遠 | 広角+超広角+5倍望遠(高機能処理) | 広角+超広角+5倍望遠(高機能処理) |
ズームAI | 超解像ズーム | 超解像ズーム Pro(最大100倍) | 超解像ズーム Pro(最大100倍) |
ワイヤレス充電 | Qi2+Pixelsnap(最大15W) | Qi2+Pixelsnap(最大15W) | Qi2+Pixelsnap(最大25W) |
ディスプレイ | 約6.3型(高輝度) | 約6.3型(より高輝度・表示改善) | 約6.8型(大画面・高輝度) |
アップデート | 長期提供(公式発表に準拠) | 長期提供(公式発表に準拠) | 長期提供(公式発表に準拠) |
※表示・充電値は公式発表/実測で更新。
※Pixelsnapの最大出力:10/10 Proは15W、Pro XLは最大25W。
【チェックリスト】自分にはどのモデルが最適?
- コスパ重視・ズームは“実用5倍”で十分:Pixel 10
- ズーム耐性・AI撮影の厚み・明るい画面:Pixel 10 Pro
- 大画面で動画/ナビ重視・磁力25W充電の快適:Pixel 10 Pro XL
2問で解決!最適モデル判断チャート
- Q1. 望遠(5倍以上)をよく使う?
- はい:Q2へ
- いいえ:Pixel 10がオススメ
- Q2. 大画面の重さ/サイズを許容できる?
- はい:Pixel 10 Pro XL
- いいえ:Pixel 10 Pro
もう少し深ぼって解説
Pixel 10とPro系の大きな違いは、メモリ容量・ディスプレイ・カメラのハードウェアスペックが主な違いです。
メモリ容量に関しては、Pixel 10でも12GBを搭載しており、必要十分すぎるメモリ容量。
Proシリーズになると16GBになりますが、12GBでも通常利用であれば全く問題ないので、この点がモデル選択に影響を与えることはほぼ無いでしょう。
Pixel 10とPixel 10 Proの価格差は同容量比較で31,000円差。
最安構成の比較だと46,000円差あります。
これらのスペック差に31,000円~46,000円の価値があるかという難しいところで、コスパという観点で両機種を比較しているのであれば、満足度はPixel 10の方が高いと思います。
価格差が大きいので、万人にオススメできるのは、間違いなくPixel 10です。
- 無印でも5倍望遠=遠景・子ども・動物・ステージで“使える”写真が増える。
- Pro系の超解像ズーム Pro(最大100倍)=とくに30倍前後までの“実用域”が強い。
- Qi2+磁力「Pixelsnap」=車載/卓上でズレにくく、日常の充電ストレスが減る。
- 表示の明るさ=屋外地図/カメラUIの視認性はPro系が一歩リード。
買う前チェックリスト
- ズーム頻度:遠景をよく撮る→Pro系/頻度低め→無印でも◎
- サイズと重さ:大画面は映えるが長時間片手は負担。店頭で握り比べ推奨。
- アップデート年数:長期提供は安心材料。メイン機の“寿命”を伸ばせる。
Pixel 9 からの買い替え判断
Pixel 9のスペックは、いまでも遅れを取っていないので、原則乗り換える必要はないでしょう。
ただ、画面輝度は大幅に向上しているので、晴天下での視認性などが気になっていた方であれば、乗り換えを検討しても良いかと思います。
おまけ的に、望遠カメラ・マグネット充電も付帯してくるので、乗り換え価値を感じれる方もいるかもしれません。
- Pixel 9(無印)→ Pixel 10:5倍望遠・マグネット充電で体験差が明確。
- Pixel 9 Pro → Pixel 10 Pro / 10 Pro XL:ズームAI・表示・磁力充電の快適度に価値を感じるなら検討。
Pixel 10 レビュー:スペックと機能の要点
Pixel 10の主要スペックのレビューをしていきましょう!
新たに搭載されたMagSafe同様のマグネット式無線充電「Pixelsnap」はPixel 10にも搭載!
また望遠カメラもPixel 10に搭載されています。(Pixel 9シリーズにおける望遠カメラはProシリーズ限定)

主要スペック
- SoC:Google Tensor G5(Android 16、最長7年アップデート)
- ディスプレイ:約6.3型(高輝度3,000 nit/屋外視認性が向上)
- 背面カメラ:4,800万画素 広角+1,300万画素 超広角+5倍望遠(Super Res Zoom 最大20倍)
- ワイヤレス充電:Qi2+磁力アライメント(Pixelsnap)最大15W
ポイント①:Pixel 10にも“5倍望遠”を搭載
ベースモデルとして初めて望遠カメラを標準搭載。
光学ズームにより、運動会・旅行・ステージなど“遠い被写体”での画質を底上げします。
Super Res Zoomは最大20倍までの実用ズームを想定。
ポイント②:Qi2+磁力「Pixelsnap」で“置くだけ充電”が安定
磁力で位置ズレしにくく、車載・卓上での毎日充電が快適。
特にドライブシーンにおいては、MagSafe対応無線充電器をエアコン吹き出し口に取り付ければ、ケーブルをつなぐ手間もなく、夏場ならエアコンの冷風で冷却も同時にできるのが魅力。
Pixel 10 / Pixel 10 Proは最大15W(XLは後述のとおり25W)。
ポイント③:カメラ以外のAIが毎日に効く
- Magic Cue:メール・予定・スクショなどを横断し、必要情報を先回り表示。
- 通話アシスト:Call Screen/スパム検知/保留代行/Voice Translate(通話のリアルタイム翻訳)。
- Gemini Live:目の前の物や表示をカメラ越しに理解→手順や要点を会話でガイド。
比較
- iPhone 16 との比較:iPhone 16は2倍“光学品質”相当(48MPクロップ)で望遠カメラは非搭載。
→ 遠景のズーム撮影はPixel 10が優位。 - Galaxy S25 との比較:Pixel 10は本体内蔵のQi2磁力でマグネット充電が安定。車載時の充電は圧倒的に便利!競合モデルGalaxy S25はマグネット充電非対応。
Pixel 10 レビューまとめ
今作より、ベースモデルにも望遠カメラ搭載で、
“無印=望遠が弱い”というのも過去の遺物。
画面の明るさも、前モデルPixel 9から進化!(2,700 nit→3,000 nit)
5倍望遠+Qi2磁力+先回りAIで、日常の撮る・見る・充電の体験を底上げする1台。
価格面では12万円~となり、Galaxy S25と完全競合。
処理能力ではGalaxy S25、カメラ画質・AI機能ではPixel 10が優位な印象です。
どちらを選ぶかと言われたら、ゴリゴリのゲーマーならGalaxy S25でも良いでしょうが、それ以外ではPixel 10の方がオススメです。
突出した処理能力を求めないのであれば、Pixel 10が高コスパです。
Pixel 10 Pro レビュー:スペックと機能の要点
以下がPixel 10 Proのレビューになります。
筆者も購入しましたが、残念な点といえば、所有欲を満たされないですね。
Pixel 10とPixel 10 Proで外見上、分かる人にしかわからない程度の違いしかないですし、もっというと、Pixel 9との見分けすらもわかる人にしかわからない。
iPhoneのようにパッと見でデュアルカメラ・トリプルカメラの違いでProかどうかが分かるような視覚的に明瞭な違いがあれば、Proシリーズの所有欲もより満たせると思います。
AI性能・カメラ性能が良いのはわかりましたが、デザイン面でもう少しどうにかなりませんか。笑
iPhoneと戦えるぐらいの所有欲を満たしてくれるAndroidを作ってほしいですね。

主なスペック要点(抜粋)
- SoC:Google Tensor G5(Android 16、最長7年アップデート)
- ディスプレイ:約6.3型(高輝度・解像度を強化)
- 背面カメラ:Proトリプル(50MP広角+48MP超広角+48MP5倍望遠)
- ズーム:超解像ズーム Pro 最大100倍/10倍光学品質
- フロントカメラ:約42MP AF・FOV広め
- ワイヤレス充電:Qi2+磁力「Pixelsnap」最大15W
ポイント①:ズーム耐性と安定性
5倍望遠に加え、超解像ズーム Pro 最大100倍で30倍前後の“実用域”が特に強い。
手ブレ補正や安定化もProで強化。
また、動画撮影においても、Pixel 10で非対応となっている8K撮影に対応。
(8Kなんて必要あるのか…。)
ポイント②:表示とインカメもアップグレード
屋外視認性や色再現の改善に加えて、4,200万画素フロントカメラ&AFで、自撮り・ビデオ会議の画質を底上げ。
ポイント③:AI関連機能はもはや当然
Magic Cue/通話アシスト/Gemini Liveなどの“先回り・時短AI”はProでも同様に充実。
比較
- iPhone 16 Pro 対比:iPhone 16 Proは5倍光学まで。
→ 超望遠域(~100倍)の遊びと余力はPixel 10 Proに分がある。 - Galaxy S25 対比:PixelのQi2磁力は本体内蔵で確実。S25はQi2磁力が非対応とされ、マグネット充電の快適さで差。ただし、処理能力はGalaxy S25に軍配
Pixel 10 Pro レビューまとめ
動画撮影・ズーム撮影・高輝度ディスプレイ・強化フロントカメラで全方位アップグレードされているイメージ。
唯一、Pixel 10と変わらないのは処理能力。
(Pixel 10シリーズは全機種Tensor G5で処理能力に差がない)
Pixel 10 Proの唯一の弱点といえば、他社フラッグシップと比較して、処理能力が若干劣る点ぐらいでしょう。
同価格帯の競合モデルでは、Snapdragon 8 Eliteが搭載されていますが、それと比べると処理能力は劣りますので、高FPSで高負荷グラフィックのゲームをプレイする方であれば、他社フラッグシップモデルの方が良いです。
その代わり、高負荷ゲームを除けば、全方位でかなり高コスパな一台になっていると思います。
Pixel 10 Pro XL レビュー:スペックと機能の要点
以下がPixel 10 Pro XLのレビューとなりますが、基本的には、Pixel 10 Proの大画面版と思ってもらってOKです。
ただし、ワイヤレス充電が25W対応に強化されていたり、大画面化に伴いバッテリー容量が増量されている程度の違いとなっています。
カメラ性能・SoC・メモリ容量などはすべてPixel 10 Proと同様です。

主なスペック要点(抜粋)
- SoC:Google Tensor G5(Android 16、最長7年アップデート)
- ディスプレイ:約6.8型(大画面・高輝度)
- 背面カメラ:Proトリプル(50MP広角+48MP超広角+48MP5倍望遠)
- ズーム:超解像ズーム Pro 最大100倍
- ワイヤレス充電:Qi2+磁力「Pixelsnap」最大25W(シリーズ最速の磁力充電)
ポイント①:大画面×高輝度で地図・動画・撮影UIが快適
屋外の地図やカメラUI、室内での動画視聴も余裕。編集や文字入力の作業性も高い。
ポイント②:磁力充電が“最速クラス”
Pixelsnap 25Wに対応。卓上でも車載でも“置くだけで確実に速い”を実感しやすい構成。
比較
- iPhone 16 Pro Max 対比:ズーム上限や磁力充電の仕様差で、“100倍級ズーム+25W磁力”はXLが強み。
- Galaxy S25 Ultra 対比:Galaxyは高い処理能力と望遠デュアルカメラを誇るが、Qi2磁力が本体非対応とされる点で、車載・卓上の充電体験はXLが一枚上。
Galaxy S25 Ultraは望遠デュアル搭載の為、物理カメラの数はGalaxy S25 Ultraに軍配が上がりますが、Pixel 10 Pro XLも望遠カメラの超解像ズーム Proのソフトウェア処理で高画質化を図っている為、圧倒的な画質差は生まれづらいと想定。本体価格を考えると、コスパはPixel 10 Pro XLかと。
Pixel 10 Pro XLレビューまとめ
基本的には、Pixel 10 Proの大画面バージョンという形です。
Pixel 10シリーズで大画面が欲しい方なら、Pixel 10 Pro XL一択です。
Pixel 9シリーズからの進化点
Pixel 9シリーズから進化した点をまとめながら、Pixel 10とPixel 9の違いを比較していきましょう!

カメラ&ズーム:無印は”望遠強化”、Proは”さらに強化”
一番のポイントとしては、無印にも望遠カメラが搭載された点です。
Pixel 9シリーズまでは、ベースモデルの無印には、超広角+広角のデュアルカメラ構成でしたが、今作Pixel 10から、ベースモデルの無印(Pixel 10)でも、超広角+広角+望遠のトリプルカメラ構成となっています。
無印でも5倍望遠+超解像20倍を新搭載
Pixel 10(無印)はシリーズ初の5倍望遠を搭載。最大20倍の超解像ズームで、運動会・舞台・動物園の“遠い被写体”がぐっと狙いやすくなりました。前世代のPixel 9(無印)は望遠なしで、超解像は最大8倍まで。
Pro/XLは100倍へ:実用域(~30倍前後)の画質も底上げ
Pixel 10 Pro/10 Pro XLは「超解像ズーム Pro」最大100倍。従来のPixel 9 Pro/Pro XLは最大30倍だったため、特に20~30倍の“実用域”で細部の粘りが増しています。
無線充電:Qi2磁力「Pixelsnap」で“置きズレ”解消&出力整理
全モデルがQi2+磁力アライメント対応
Pixel 10系は新機構「Pixelsnap」採用。(MagSafe同等)
ワイヤレス充電は無印/Pro=最大15W、Pro XL=最大25W(Qi2認証)で、車載・卓上の安定感が大幅に向上。
Pixel 9系は磁力なし/Pixel Stand(第2世代)で最大15W/21W/23W
Pixel 9(無印/Pro/Pro XL)はQi2磁力なし。純正スタンド利用で15W/21W/23Wに対応。
屋外視認性:ピーク輝度が一段アップ
Pixel 9シリーズから10%程度最大輝度が向上し、照度の高い炎天下などにおいても、視認性が向上しています。
これは屋外での利用やカーナビとしての利用時にも、違いを体感できるポイントでしょう。
モデル | ピーク輝度(公称) | 世代差 |
---|---|---|
Pixel 10 Pro / 10 Pro XL | 3,300 nit(HDR 2,200) | 9 Pro / 9 Pro XLの3,000 nitから増加 |
Pixel 10(無印) | 3,000 nit | 9(無印)の2,700 nitから増加 |
バッテリー容量:各モデルで微増(=実使用の余裕)
バッテリー容量は3~5%程度の容量増量となっており、大幅に変わったという訳ではありません。
モデル | Pixel 9 | Pixel 10 | 増減 |
---|---|---|---|
無印 | 4,700 mAh | 4,970 mAh | +270 mAh |
Pro | 4,700 mAh | 4,870 mAh | +170 mAh |
Pro XL | 5,060 mAh | 5,200 mAh | +140 mAh |
SoC&AI:Tensor G5+新AI
Pixel 9シリーズに搭載されていたTensor G4から、どの程度進化しているのか、見ていきましょう。
新シリコンTensor G5とGeminiの強化
今回よりTSMC製造の第10世代 3nm 新設計Tensor G5で、オンデバイスAIの応答・提案が高速化。UIもMaterial 3 Expressiveへ刷新され、アニメーションと操作感が滑らかに。
GPUはImagination Technologies社製「PowerVR DXT-48-1536」を採用。
Pixel 9シリーズはSamsung製造の4nm Tensor G4でした。
Tensor G4対比で、Antutuベンチマークスコアでは、CPUは+30~40%、GPUは+25~30%程度向上しているようです。
Google公称値で処理能力34%向上
Googleの公称値では、CPUの処理能力が34%向上しています。
Geekbenchや3D Markのスコアを見ても、概ね34%という数値に近しい結果がでています。
“カメラ以外”のAIが日常で効く
- マジックサジェスト:通話中にメールのフライト情報を自動抽出→通話画面に提示、チャット中の店情報提示など“横断サジェスト”。
- カメラコーチ:フレーミングや構図を提案(撮影スキルの底上げ)。
- Gemini Live/Pixelスクショ 等:スクショ横断検索・要約など「探す→見つかる」までが短い。
リバース充電:Battery Shareの扱い
Pixel 10シリーズの公式仕様にBattery Share(リバース無線充電)の記載は現時点で見当たりません。本稿では評価対象外とし、実機で確認後に追記します。
バッテリー・充電(Qi2 / Pixelsnap)
充電に関してはPixelsnap対応となり、自宅や車での充電シーンがかなり楽になりました。
デスク上での運用に関しては、「Anker MagGo Wireless Charger」など、車では、「Philips MagSafeホルダー DLK2301Q」などを利用すると捗ります。
日常運用のコツ
- 帰宅→卓上で磁力15W/25Wへ。ズレにくく充電のストレスが少ない
- 外出先は有線30W等で“短時間の戻し充電”
- MagSafe充電器も利用可能(最大15Wまで)
対応アクセの選び方
MagSafe/Qi2の一般的な上限は15Wです。Pixel 10 Pro XLで25WにするにはPixelsnap 25W対応充電器が必要です。
Pixel 10 Pro XLを25Wで無線充電したい場合には、25WのPixelsnap対応充電器が必要となっています。
FAQ
Pixel 10シリーズに関するよくある質問をまとめていきます。
Q. 発売日と取扱いキャリアは?
A. 予約は8月21日、発売は8月28日。Googleストアのほか、ドコモ/au/ソフトバンク/楽天で取扱いがあります(詳細は各社公式)。
Q. Pixelsnapの最大出力は?
A. Pixel 10 / 10 Proは最大15W、Pixel 10 Pro XLは最大25Wに対応しています。
Q. MagSafe充電器でPixel 10シリーズは充電できる?
A. 充電は可能です。MagSafe/Qi2の一般的な上限は15Wで、Pixel 10 Pro XLの25WはPixelsnap 25W対応充電器を使ったときのみ到達します。
Q. ベンチマークはいまいち?
A. 同年代のフラッグシップモデルは「Snapdragon 8 Elite」や「Snapdragon 8 Elite gen2」を搭載していますが、これらのSoCと比べると、処理能力は明確に劣ります。
Q. SIMフリー版はどこで買えますか?
A. SIMフリーモデルは、Googleストア限定となっています。家電量販店での販売はキャリア版のみとなっており、SIMフリー版の取り扱いはありません。
参考情報
Pixel 10シリーズの関連リンクをまとめておきます。
Google公式:製品・購入・価格
- Google Pixel 10(製品ページ)
- Google Pixel 10 Pro / 10 Pro XL(製品ページ)
- Pixel 10 Pro / 10 Pro XL(技術仕様)
- Google ストア:スマートフォン一覧
- Google ストア:特別セール / オファー
- 公式ブログ:Pixel 10 シリーズ発表(価格掲載)
充電・Pixelsnap / Qi2(公式ヘルプ・ストア)
- Pixel を充電する(ヘルプ)
- Pixelsnap 対応アクセサリー(ヘルプ)
- 公式記事:Pixelsnap 充電器・ケースの概要
- Google Pixelsnap 充電器(ストア)
- 安全と規制ガイド(ワイヤレス充電の注意)
- 公式ブログ:Qi2対応 Pixelsnap アクセサリー
キャリア公式(家電量販店の店頭価格の参照元)
- docomo:Google Pixel 10(製品ページ)
- au:Google Pixel 10(製品ページ)
- au:Google Pixel 10 Pro XL(製品ページ)
- SoftBank:Google Pixel 10(製品ページ)
- SoftBank:Pixel 10シリーズ 機種代金(PDF)
家電量販店(参考:店頭契約ページ・商品案内)
- ヨドバシ:Pixel 10/10 Pro 店頭予約・受け取り案内
- ヨドバシ:Pixel 10 256GB(docomo)商品ページ
- ヨドバシ:Pixel 10 Pro 256GB(docomo)商品ページ
- ヨドバシ:Pixel 10 Pro XL 256GB(au)商品ページ
- ヨドバシ:Pixel 10 Pro XL 256GB(SoftBank)商品ページ
最終更新日: 2025年09月02日
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