追記:Redmi Note 10 Pro レビューを公開しました。
大分今更ながらではありますが、UQモバイルで「Redmi Note 9S」を使ってみました!
搭載チップセットが「Snapdragon 720G」ということで、地味に「AQUOS sense4」のライバルモデルでもあります。
(筐体サイズ・画面サイズは全然違います!)
当記事中程で、AQUOS sense4とのスペック比較・外観比較もご紹介しています。
Redmi Note 9S【海外版】は買わないでください
Xiaomi「Redmi Note 9S」には、グローバル版と日本国内版の2種類があります。
UQモバイルなどのau系格安SIM利用時に関して、グローバル版Redmi Note 9Sでは、auのプラチナバンドであるband 18, 26に対応していない為、必ず、日本国内版をご購入ください。(日本正規代理店品という表記の場合もあります)
過去記事で、au系格安SIMの必須バンドを解説していますので、こちらも併せてお読み頂くと理解が深まると思います。
グローバル版と国内版の対応バンドの違い
Xiaomi「Redmi Note 9S」のグローバル版と国内版の対応バンドの違いがこちらになります。
auで使用するバンド | 国内版 | グローバル版 |
band 1 | ○ | ○ |
band 11 | × | × |
band 18 | ○ | × |
band 26 | ○ | × |
band 28 | ○ | × |
band 41 | ○ | ○ |
band 42 | × | × |
au系格安SIMでは、「band 1」「band 18か26のいずれか」が絶対必須です。
さらに言うと、「band 41」があると尚良し。「band 42」は今後対応エリアが広がるかも。というイメージです。
UQモバイルで使う格安スマホの選び方としては、可能であれば、「band 1」「band 18か26のいずれか」「band 41」の3つに対応しているものを選ぶようにしてください。
「band 41」は対応してなくても、全然実用性はありますが、可能なら対応している方が良いです。
国内版なら全く問題なし!
「Redmi Note 9S」の国内版であれば、推奨バンド3つは網羅しているので、全く問題なく使えます。
「band 28」にも対応していますが、筆者の行動エリアで「band 28」を掴んだことありません。
もちろん、テザリングも問題ありません!
スペック表
Redmi Note 9Sのスペックを記載しています。
Redmi Note 9Sスペック表 | |
---|---|
発売日 | SIMフリー:2020/3/27 |
カラー | ・オーロラブルー ・グレイシャーホワイト ・インターステラーグレー |
サイズ(mm) | 165x76x8.8 |
重量 | 209g |
画面サイズ | 6.67インチ |
画面種別 | IPSディスプレイ |
画面解像度 | FHD+(2,400×1,080) |
OS | Android 10 |
SoC | Snapdragon 720G |
CPUコア数 | オクタコア |
CPU | Kryo 465 |
GPU | Adreno 618 |
RAM | 4GB / 6GB |
ROM | 64GB / 128GB |
メインカメラ | 広角:4,800万画素 超広角:800万画素 マクロ:500万画素 深度測定:200万画素 |
フロントカメラ | 1,600万画素 |
カメラ機能 | 4K動画撮影 マクロ撮影 AIポートレート 120fpsスローモーション |
外部メモリ | 512GB |
バッテリー容量 | 5,020mAh |
連続待受時間 | |
連続通話時間 | 約1,980分 |
充電端子 | USB Type-C |
急速充電 | USB PD (18W) |
無線充電 | – |
Wi-Fi | a/b/g/n/ac |
Bluetooth | Ver 5.0 |
テザリング | ○ |
衛星測位 | GPS,A-GPS, GLONASS,Beidou |
生体認証 | 指紋認証 顔認証 |
防水 | P2i防滴 |
防塵 | P2i防滴 |
耐衝撃 | – |
おサイフケータイ | – |
ハイレゾ | ○ |
イヤホンジャック | ○ |
ワンセグ | – |
フルセグ | – |
SIMサイズ | nano SIM |
SIMスロット | トリプルスロット ・nano SIM×2 ・micro SD |
DSDS・DSDV | ○ |
5G | × |
eSIM | × |
対応バンド | 2G:B2/3/5/8 3G:B1/2/4/5/6/8/19 4G:B1/2/3/4/5/7/8/18/ 19/20/26/28/38/40/41 |
AQUOS sense4との比較
「Redmi Note 9S」が中国製ということを一旦置いといて、笑
純粋に価格とスペックだけで比較した上で、中国製vs国産という点で価格差を見ながら検討していきます。
スペック比較
※価格は、記事執筆時点のAmazon価格。
※最新価格は、価格のリンクをクリックしてご確認ください。
比較 | Redmi Note 9S | AQUOS sense4 |
---|---|---|
価格 | 23,180円 (4GB/64GB) 27,000円 (6GB/128GB) | 35,900円 |
画面サイズ | 6.67インチ | 5.8インチ |
本体サイズ | 165 x 76 x 8.8 | 148 x 71 x 8.9 |
重量 | 209g | 177g |
SoC | Snapdragon 720G | Snapdragon 720G |
メモリ | 4GB/6GB | 4GB |
ストレージ | 64GB/128GB | 64GB |
バッテリー | 5,020mAh | 4,570mAh |
カメラ構成 | 超広角 広角 マクロ | 超広角 広角 望遠 |
Antutuスコア | 277,205 (6GB/128GB) | 251,698 |
チップセットが同じ(Snapdragon 720G)なので、どちらもAntutuのスコアは同程度です。(=処理能力は同等)
カメラ画質比較
Redmi Note 9Sは、Huaweiに似た色づくりで大分ビビッドな色付けがされています。
対するAQUOS sense4は、よりナチュラルなイメージ。
SHARPブランドに13,000円を払うかどうか
処理能力はほぼ同じでありながら、価格差が約13,000円。
やはり、中華スマホのコスパ恐るべき。と言った印象ですね。
あとは、安心・信頼のSHARPブランドというところに、この価格差13,000円を払えるかどうかというポイントになりますね。
ここはとにかく安い方が良いか、安心感を取るか、好みが分かれるポイントです。
バッテリー持ちはAQUOS sense4に軍配
バッテリー容量こそ「Redmi Note 9S」の方が大容量ですが、画面サイズが大きい為、消費電力も大きくなっています。
そのため、バッテリー持ちに関しては、AQUOS sense4の方が若干良いです。
【画像】サイズ・デザイン比較
黒くて小さい方が「AQUOS sense4」、白くて大きいほうが「Redmi Note 9S」です。
設定方法
設定画面から、
「SIMカードとモバイルネットワーク」
をタップしてください。
続いての画面にて、
上部に、UQモバイルのSIMカードを刺したスロットの所に、「au」という表記があると思いますので、そちらをタップしてください。
左の画像では、「SIMスロット1」の部分となります。
「SIMスロット2」に「au」という表記がある場合は、そちらをタップしてください。
続いて、「アクセスポイント名」をタップしてください。
続いての画面の最下部「+ 新しいAPN」というボタンをタップしてください。
「アクセスポイント名の編集」という画面が開きますので、下記でご紹介する項目を入力してください。
下記表に無い項目が多数あるかと思いますが、それらの項目は未入力でOKです。
APN設定の入力項目
「名前」の項目は、表示名となるので、任意の名前で大丈夫です。
「UQモバイル」や「UQ mobile」など、お好きな名前にしてください。
「名前」以外の項目は、すべて一字一句間違いなく正確にご入力ください。
一字間違うだけでも接続できませんので、ご注意ください。
項目 | 入力値 |
---|---|
名前 | UQモバイル |
APN | uqmobile.jp |
ユーザー名 | uq@uqmobile.jp |
パスワード | uq |
認証タイプ | CHAP |
APNタイプ | default,mms,supl,hipri,dun |
APNプロトコル | IPv4/IPv6 |
上記表記載のすべての項目を正確に入力しましたら、画面最下部の「その他」をタップしてください。
すると、「保存」「破棄」という選択肢が表示されますので、「保存」をタップしてください。
これにて、UQモバイルのAPN設定の登録が完了です。
続いての画面で、今回登録したAPN設定を選択します。
先程、登録した「uqmobile.jp」のAPNが表示されているハズです。
こちらをタップして選択してください。
UQモバイルが選択されている場合、青文字となり、左側にチェックマークがつきます。
これにて、UQモバイルへの接続が完了です!
AQUOS sense4の例となりますが、下記動画にて、UQモバイルのAPN設定を解説していますので、参考になれば幸いです。
Redmi Note 9S 価格比較
「Redmi Note 9S」を取り扱っているMVNOと販売価格をまとめました。
Redmi Note 9S価格比較 | |
---|---|
販売元 | 価格 |
Amazon | 22,430円(4GB/64GB) 27,000円(6GB/128GB) ※最新価格は上記リンクより |
UQモバイル | 取扱なし |
OCNモバイルONE | 220円 |
BIGLOBEモバイル | 24,816円 |
LINEモバイル | 25,080円 |
Redmi Note 9Sの端末価格は、OCNモバイルONEがずば抜けて安い!
ただ、やっぱり回線速度の遅さが気になるところですね。
また、OCNモバイルONEは端末を特価で販売している関係上、短期解約ユーザーを即ブラックリスト入りさせますので、ご注意ください。
基本、6ヶ月以内の短期解約でブラックリスト入り、最も長い事例で1年の解約でもブラックリスト入りした事例もあるようです。
長期利用予定なら、端末価格が安いのでアリですね!
Redmi Note 9S 2年総額
3GBプランの2年総額比較
Redmi Note 9S契約時 2年総額比較 | |
---|---|
販売元 | 価格 |
OCNモバイルONE | 43,025円 |
UQモバイル | 44,572円 |
QTモバイル au回線 | 40,777円 |
QTモバイル docomo回線 | 40,899円 |
エキサイトモバイル | 45,445円 |
IIJmio | 51,451円 |
イオンモバイル | 45,012円 |
Linksmate | 46,508円 |
BIGLOBEモバイル | 70,789円 |
QTモバイル Softbank回線 | 47,495円 |
Y!mobile | 52,272円 |
「スマホプランS」で契約の場合、2年総額7万円ちょっと。
10GBプランの2年総額比較
Redmi Note 9S契約時 2年総額比較 | |
---|---|
販売元 | 価格 |
OCNモバイルONE | 79,985円 |
UQモバイル | 70,972円 |
IIJmio | 95,275円 |
Linksmate | 85,580円 |
Y!mobile | 72,072円 |
イオンモバイル | 89,892円 |
BIGLOBEモバイル | 118,309円 |
※IIJmio・BIGLOBEモバイル・イオンモバイルは10GBプランの設定がない為、12GBプランでシミュレーション。
「スマホプランR」で契約の場合、2年総額9万円台。
いずれにしても、キャリア並に速い通信速度を考えると、UQモバイルのコスパは異常ですね…。
初期費用+月額料金24ヶ月分+その他費用-各種割引