今回は、3キャリアに加え、UQモバイル・Y!mobileのSIMロック解除方法や手数料をまとめました。
格安SIMへの乗り換えで手持ちの端末を使う際には、SIMロック解除が必要なケースが多いです。
海外渡航前にSIMロック解除をしておくと、現地SIMが使えるので便利です!
【キャリア別】SIMロック解除方法
各キャリアでのSIMロック解除方法をまとめておきました。
キャリアの白ロムを活用しながら、格安SIMへの乗り換えを検討中の方の参考になれば幸いです。
SIMロック解除できない端末
総務省の「SIMロック解除義務化」の指導が入る以前のモデルではSIMロック解除ができませんので、ご注意ください。
docomoでは、「SIMロック解除義務化」以前より、一部端末でSIMロック解除を受け付けていましたが、au・Softbankでは、「SIMロック解除義務化」以前の端末は、SIMロック解除できません。
SIMロック解除不可端末 | |
---|---|
iPhoneシリーズ | iPhone 6以前のモデル |
Xperiaシリーズ | Xperia Z3以前のモデル |
Galaxyシリーズ | Galaxy S6以前のモデル |
※docomoではSIMロック解除義務化以前より、SIMロック解除を受け付けてきましたので、上記に該当するより古いモデルでも、一部端末はSIMロック解除をしてもらえます。
docomo端末のSIMロック解除
docomoでは他キャリアに先駆けて、SIMロック解除義務化(2015年5月)前より、SIMロック解除に対応してきました。
手続きや条件がSIMロック解除義務化の前後で異なりますので、それぞれ分けて解説していきます。
SIMロック解除条件・手数料・手続き方法
docomo端末のSIMロック解除をするには、下記条件をすべて満たしている必要があります。
- ネットワーク利用制限、おまかせロック等の各種ロックがかかっていないこと
- 購入日から100日経過した機種であること
下記のいずれか一つでも該当する場合、購入日から100日を経過していなくても、SIMロック解除が可能となります。
- 端末代金を精算済みの場合
- 前回のSIMロック解除手続きから100日を経過した場合
- 料金の支払い方法がクレジットカードの場合
SIMロック解除方法 (2015年5月以降発売のdocomo端末) | |
---|---|
手数料 | ・無料(mydocomo) ・3,300円(電話・docomoショップ) |
場所 | ・mydcoomo ・電話 ・docomoショップ |
必要なもの | ・端末 ・身分証明書 (店頭手続きの場合) |
所要時間 | 10分程度 |
mydocomo・電話・docomoショップでSIMロック解除が可能ですが、唯一、mydocomoのみSIMロック解除手数料が無料となっていますし、即時SIMロック解除となるので、mydocomoでのSIMロック解除が一番オススメです。
コロナ禍以降、docomoでは全店舗において事前予約が必須となっていますし、予約しても店頭での待ち時間は発生します。
やっぱりmydocomoが一番オススメです。
筆者もmydocomoでSIMロック解除をしましたが、本当に一瞬で終わり、とてもかんたんでした。
中古端末のSIMロック解除
2019年2月より、中古端末のSIMロック解除にも対応となりました。
店頭でのSIMロック解除も可能ですし、dアカウントを作成すれば、docomo契約がなくても「my docomo」からSIMロックが解除可能となっています。
2015年4月以前のdocomo端末のSIMロック解除条件・手数料・方法
2015年4月以前に発売されたdocomo端末のSIMロック解除をするには、その端末が、SIMロック解除対応端末であることが必須条件となります。
参考:2015年4月以前発売のSIMロック解除対応端末一覧
2015年4月以前のSIMロック解除対応端末においては、docomo契約がなくても、端末購入者本人でなくても、SIMロック解除が可能です。
つまり、ヤフオクやメルカリ等で購入した中古端末でもOK。
SIMロック解除方法 (2015年4月以前発売のdocomo端末) | |
---|---|
手数料 | 3,300円 |
場所 | 全国のdocomoショップ店頭 |
必要なもの | ・端末 ・身分証明書 |
所要時間 | 10分程度 |
全国のdocomoショップでSIMロック解除が可能です。
au端末のSIMロック解除
au端末のSIMロック解除をする場合、下記条件すべてを満たしている必要があります。
- 2015年4月23日以降に発売されたSIMロック解除機能対応の機種であること。
- ネットワーク利用制限中のau携帯電話でないこと。
下記のいずれか一つでも該当する場合、購入日から100日を経過していなくても、SIMロック解除が可能となります。
- 端末代金を精算済みの場合
中古端末のSIMロック解除
2019年9月より、中古のau端末でもSIMロック解除可能となりました。
auの中古端末をSIMロック解除する場合、auショップ店頭・my auでSIMロック解除可能です。
回線契約の無い方が、au端末をオンライン(my au)でSIMロック解除する場合、au IDの取得が必要(無料)となります。
また、中古端末のSIMロック解除に関しては一人あたり1日2台までという制限があります。
au端末のSIMロック解除方法・料金
au端末でSIMロック解除をする手数料や必要なものをまとめました。
au端末のSIMロック解除方法 | |
---|---|
手数料 | ・0円(My au) ・3,300円(auショップ) |
場所 | ・My au(オンライン) ・auショップ |
必要なもの | ・端末 ・身分証明書 (店頭手続きの場合) |
所要時間 | 10分程度 |
docomo・Softbank同様に、オンライン(My au)で手続きをする場合には、手数料が無料となっています。
Softbank端末のSIMロック解除
Softbank端末でSIMロック解除する場合、下記条件を満たしている必要があります。
- 2015年5月以降に発売された、SIMロック解除機能を搭載した端末である
- 「安心遠隔ロック」「ネットワーク利用制限」などが掛かっていない
中古端末のSIMロック解除
中古のSoftbank端末で、Softbankの回線契約が無い方でも、店頭/WebにてSIMロック解除が可能です。
無料のSoftbank IDを取得することで、Web上から解除手数料無料にて、SIMロック解除が可能です。
中古端末のSIMロック解除に関しては、一人あたり1日2台までという制限があります。
Softbank端末のSIMロック解除方法・料金
Softbank端末のSIMロック解除手数料や必要なものをまとめました。
Softbank端末のSIMロック解除方法 | |
---|---|
手数料 | ・0円(My Softbank) ・3,300円(Softbankショップ) |
場所 | ・My Softbank(オンライン) ・ソフトバンクショップ |
必要なもの | ・端末 ・身分証明書 (店頭手続きの場合) |
所要時間 | 10分程度 |
docomoやau同様に、オンライン(My Softbank)で手続きをする場合には、手数料が無料となっています。
UQモバイル端末のSIMロック解除
AUのサブブランドでAU回線のMVNO「UQモバイル」ですが、販売されているAndroid端末はSIMフリーです。
iPhoneシリーズのみ、SIMロックが掛かっています。
ただし、「au Certified iPhone 8」に限り、SIMフリーとなっています。
UQモバイル端末をSIMロック解除するには、下記条件を満たしている必要があります。
- 2015年5月以降にUQモバイルが販売しているSIMロック解除機能搭載端末
- 端末購入日から101日が経過している
- 月額料金や端末代金の滞納がない
- ネットワーク利用制限が掛かっていない
下記のいずれか一つでも該当する場合、購入日から100日を経過していなくても、SIMロック解除が可能となります。
- 端末代金を精算済みの場合
- 前回のSIMロック解除手続きから100日を経過した場合
- 料金の支払い方法がクレジットカードの場合
中古端末のSIMロック解除条件
UQモバイルの回線契約が無い方が、UQモバイルの中古iPhoneをSIMロック解除する場合、UQお客さまセンターへ電話することで、SIMロック解除が可能です。
キャリアと異なり、UQモバイルの場合、電話でのSIMロック解除でも手数料が無料となっています。
UQモバイル端末のSIMロック解除方法・料金
UQモバイル端末のSIMロック解除手数料や必要なものをまとめました。
UQモバイル端末のSIMロック解除方法 | |
---|---|
手数料 | ・0円(my UQ mobile) ・0円(UQお客さまセンター) |
場所 | ・my UQ mobile(オンライン) ・UQお客さまセンター(電話) |
必要なもの | ・端末 |
所要時間 | 10分程度 |
UQお客さまセンター:0120-929-818
キャリア同様に、オンライン(my UQ mobile)で手続きをする場合には、手数料が無料となっています。
Y!mobile端末のSIMロック解除
Softbankのサブキャリア「Y!mobile」では、SIMロック端末とSIMフリー端末が販売されています。
ただ、SIMフリー端末の取扱いは年々減っており、このまま行くと、おそらく取扱いがなくなるかと思われます。
2020年12月時点でのSIMフリー端末は、「HUAWEI P30」と「HUAWEI nova lite3」の2台のみとなっています。
その他の機種はすべてSIMロックが掛かっています。
- 端末購入日を含む101日目以降であること
- 安心遠隔ロックやネットワーク利用制限が掛かっていないこと
下記のいずれか一つでも該当する場合、購入日から100日を経過していなくても、SIMロック解除が可能となります。
- 端末代金を精算済みの場合
中古端末のSIMロック解除
Y!mobileの回線契約が無い方が、Y!mobileの中古端末をSIMロック解除する場合、WEBか店頭でSIMロック解除です。
注意点としては、Y!mobileの回線契約が無い方がWEBでSIMロック解除を行う場合、「My Y!mobile」ではなく、「My Softbank」から行うという点です。
Softbank IDを取得し、「My Softbank」からSIMロック解除を申請してください。
(再三となりますが、My Y!mobileではありません。)
Y!mobileの回線契約がある方は、My Y!mobileからSIMロック解除可能です。
Y!mobile端末のSIMロック解除方法・料金
Y!mobile端末のSIMロック解除手数料や必要なものをまとめました。
Y!mobile端末のSIMロック解除方法 | |
---|---|
手数料 | ・0円(My Y!mobile) ・3,300円(ワイモバイルショップ) |
場所 | ・My Y!mobile(オンライン) ・ワイモバイルショップ |
必要なもの | ・端末 ・身分証明書 (店頭手続きの場合) |
所要時間 | 10分程度 |
楽天モバイル端末のSIMロック解除
楽天モバイルも今では第4のキャリアとなっていますが、楽天モバイルで販売されている端末は、全てSIMフリー端末となっています。
その為、楽天モバイル販売端末については、SIMロック解除は不要です。
楽天モバイル端末もそのまま、UQモバイルのSIMカードが利用可能です。
SIMロック解除済みの白ロムをUQモバイルで!
キャリアの白ロムもSIMロック解除さえ済めば、UQモバイルや他MVNOで利用することができます!
また、おまけ的な要素として、海外旅行時に現地の格安SIMが使えるというのもSIMフリーの魅力の一つです。
高い海外専用WiFiルーターを借りる必要はない!
という訳で、筆者もauのXperia 1 IIをSIMロック解除して、UQモバイルのSIM(スマホプランR)で愛用しています。
現在では、UQモバイルもキャリア決済に対応していますし、おサイフケータイも使えるし、月額料金やすいし、通信速度も速い、といいことばかりです。
端末持ち込み契約なら最大10,000円貰える!
UQモバイルを契約するなら、最大20,000円相当(不課税)の「UQモバイルキャンペーン」の適用をお忘れなく!
端末購入代金が20,000円相当(不課税)安くなると思うと、かなりお得です!
最近人気の「AQUOS sense4」も1万円引きと考えると、他社で使うよりも断然お得感ありますね。
・3キャリアのSIMロック解除方法
・UQモバイルのSIMロック解除方法
・Y!mobileのSIMロック解除方法