iPhone 7のスペック・カメラ画質・ベンチマーク・価格比較・2年総額を徹底レビューしていきます。
どのMVNOでiPhone 7を契約するのが安いか、実機を使ってのカメラ画質レビューなど、iPhone 7を徹底解剖!
iPhone 7 レビュー
Apple iPhone 7の実機を購入しましたので、開封レビューをお届けした後、スペック・ベンチマーク・iPhone 6sとの違いなどを詳しくレビューしていきたいと思います!
2020年登場の「iPhone SE」も処理能力が高い割に、価格が54,208円と抑えられており、こちらも注目の一台です。
UQモバイル利用時のiPhone 7の端末代込みの2年総額などはこちらからご確認ください。
参考:UQモバイル iPhone 7
iPhone 7 開封レビュー
iPhone 7のパッケージがこちら。
もはや、いつもどおりのパッケージですね。特に代わり映えしません。笑
それでは、iPhone 7開封の儀!
まずは、iPhone 7の付属品をレビューしていきます。
iPhone 7付属品
iPhone 7付属品は、下記3点となります。
・Apple 純正充電器(A1385)
・ライトニングケーブル
・EarPods
付属のEarPodsは有線のイヤホンマイクですが、今機「iPhone 7」よりイヤホンジャックが廃止になった関係上、ライトニングコネクタが採用されています。
iPhone 7付属のApple純正充電器は、5V1Aの低速充電器となっています。
iPhone 7説明書
iPhone 7付属の書類をレビューしていきましょう。
上記のケースには、下記が入っています。
・Appleステッカー
・iPhone情報
・SIMピン
・ようこそiPhoneへ(簡易取扱説明書)
説明書類は下記2つ。
簡易説明書しか付属していませんので、詳細な取扱説明書はApple公式サイトで参照する形となります。
参考:iPhoneユーザーガイド – Apple公式
すごく簡単な説明書で各ボタンの配置等の説明書きしかありません。
iPhone 7実機レビュー
前回の「iPhone 6s レビュー」で購入した色と同じ、ローズゴールドを購入しました!
正面を見ただけでは、iPhone 6sと全く見分けがつかないです。
iPhone 7本体底面には、ライトニングソケット・スピーカー・マイクを配置。
今機「iPhone 7」よりイヤホンジャックが廃止となっています。
iPhone 7本体右側面には、SIMトレーと電源ボタン。
iPhone 7本体上部には、何もなし。
iPhone 7本体左側面には、サイレントスイッチ・音量調節ボタン。
本体背面にあった、Dラインと言われる、アンテナに電波を通すための樹脂製の白いラインが撤廃され、背面デザインもスタイリッシュになりました。
iPhone 7 カメラ画質レビュー
iPhone 7の実機を使って、室内の蛍光灯下でカメラテストを行いました。
実機カメラテスト 花の撮影(昼景)
前モデル「iPhone 6s」と比較すると、細部の再現性向上し、ノイズが低減しているのを感じます。
また、レンズもiPhone 6s比でより明るい新レンズが採用され、全体的な感度も向上しています。
また、大きな進歩として、iPhone 6sまではPlusモデルにしか採用されてこなかった「光学式手ぶれ補正」がiPhone 7より装備され、手ブレ耐性も大幅に向上しているのも非常に大きなポイントでしょう!
実機カメラテスト LEDイルミネーションの撮影(夜景)
iPhone 7では、画素数・センサーサイズともに、iPhone 6sのスペックを継承していますが、より明るいレンズを採用し、おそらく画像エンジンも刷新されています。
iPhone 6sでは若干不自然な着色感が見られる夜景写真でしたが、iPhone 7では、この点もより自然な絵作りになっています。
iPhone 7 バッテリー持ちレビュー
iPhoneシリーズは、モデルチェンジとともに、バッテリー持ちも常に改善され続けています。
Geekbenchというベンチマークアプリでのバッテリー持ちに関する、iPhone各モデルの平均スコアが下記となります。
モデル | 平均スコア |
---|---|
iPhone 7 | 1,744 |
iPhone SE | 1,558 |
iPhone 6s | 1,514 |
iPhone 6 | 998 |
iPhone 7のバッテリースコア平均値は1,744となっており、より液晶画面の小さなiPhone SEを上回るスコアを叩き出しています。
バッテリー持ちの改善に関しては、後ほど、「iPhone 6sとの違い」の項目で詳しく解説していきます。
iPhone 7 スペック
iPhone 7 のスペック表をご紹介した後、iPhone 6sから進化したポイントをレビューしていきます!
iPhone 7 スペック表
iPhone 7のスペック表がこちら。
iPhone 7スペック | |
---|---|
カラー | ・ブラック ・シルバー ・ゴールド ・ローズゴールド ・ジェットブラック |
サイズ(mm) | 67.1×138.3×7.1 |
重量 | 143g |
画面サイズ | 4.7インチ |
画面種別 | TFT液晶 Retina HD Display 3D Touch対応 広色域ディスプレイ(P3) 最大輝度625cd/m2 デュアルドメインピクセル 耐指紋性撥油コーティング |
画面解像度 | 1,334×750 |
OS | iOS 10 (iOS 12UPG対応済) |
CPU | Apple A10 Fusion |
CPUコア数 | 4コア(クアッドコア) |
GPU | PowerVR GT7600 Plus (6コア) |
RAM | 2GB |
ROM | 32/128/256GB |
メインカメラ | 1,200万画素 F値1.8 光学式手ぶれ補正 クアッドLEDフラッシュ 「True Tone」 Live Photo 6枚構成レンズ 4Kビデオ撮影対応 |
フロントカメラ | 700万画素 1,080p HDビデオ対応 裏面照射CMOSセンサー 自動手ブレ補正 Retina Flash |
外部メモリ | トレーなし |
バッテリー容量 | 1,960mAh |
連続待受時間 | 最大10日間 |
連続通話時間 | 最大12時間 |
充電端子 | Lightning |
急速充電 | 非対応(5V1.4Aまで) |
無線充電 | 非対応 |
Wi-Fi | 802.11 a/b/g/n/ac |
Bluetooth | Bluetooth V4.2 |
テザリング | 対応 |
衛星測位 | GPS, A-GPS, Galileo GLONASS, QZSS |
生体認証 | 指紋認証(Touch ID) |
防水 | IPX7 |
防塵 | IP6X |
耐衝撃 | 非対応 |
おサイフケータイ | 対応(Felica搭載) |
ハイレゾ | 非対応(要DAC) |
イヤホンジャック | 非搭載 |
ワンセグ・フルセグ | 非対応 |
SIMサイズ | シングルスロット ・nano SIM |
DSDS・DSDV | 非対応 |
対応バンド | Band 1,2,3,4,5,7,8, 12,13,17,18,19,20, 25,26,27,28,29,30, 38,39,40,41VoLTE対応 |
iPhone 6sとの違い・進化した点
iPhone 6sとiPhone 7の違いをまとめていきましょう!
アウトカメラの性能向上ポイント
iPhone 7のアウトカメラは、センサーサイズ・解像度はiPhone 6sと同じものの、大きく進化した点が2点あります。
1点目は、より明るいレンズを採用し6枚レンズ構成となったこと。
2点目は、光学式手ぶれ補正を搭載したこと。
あと、公式発表はありませんが、画像エンジンによる画像処理能力も向上していると思われます。
昼景撮影において、コントラスト・解像感の高さは一目瞭然と言えるほど、画質は向上しています。
iPhone 6sまでのナチュラルな色彩表現を引き継ぎながら、順調に進化をしています。
また、光学式手ぶれ補正機構の搭載により、動画撮影時にはより大きな動画画質の違いを体感できるハズです。
インカメラの性能向上ポイント
インカメラもまたまた進化しました。iPhone 6sでは500万画素のFace Time HDカメラを搭載していましたが、iPhone 7より700万画素のFace Time HDカメラを採用。
iPhone 6sまでは720Pの動画撮影に対応していましたが、iPhone 7では1,080PのフルHD動画の撮影に対応!
おサイフケータイ対応!
iPhone 7の国内モデルでは、iPhoneシリーズ初の「おサイフケータイ」対応!
モバイルSuica・楽天Edy・nanacoモバイル・WAONなどのおサイフケータイなどがiPhoneでも使えます!
定期券も電子マネーもiPhone 7にお任せあれ!
あくまで、日本国内モデルのみがおサイフケータイに対応しており、海外版のiPhone 7ではおサイフケータイが使えませんので、ご注意ください。
防水・防塵対応!IP67対応
過去、防水・防塵がオフィシャルで非対応だったiPhone シリーズ。
iPhone 7よりIP67等級の防水・防塵性能を取得。
トイレや洗面所などでの不慮の水没時でも安心できます!
処理能力も向上!CPU30%・GPU40%
iPhone 6s搭載の「A9」プロセッサとiPhone 7搭載の「A10 Fusion」プロセッサのベンチマークスコアを比較すると、CPU性能が40%向上(演算能力)、GPU性能が30%向上(グラフィック処理能力)と大幅な進化を遂げています。
バッテリー持ち改善!20%長持ち
iPhone 7ではiPhoneシリーズで初となるクアッドコアのCPU「A10 Fusion」を採用しています。(iPhone 6s以前はデュアルコア)
この「A10 Fusion」には、高性能コアが2つ・低電力コアが2つのいわゆる「big.LITTLE」構成となっており、従来機を上回る処理能力と、従来機を上回る省電力性能を両立しています。
さらに、バッテリー容量もiPhone 6sの1,715mAhから、iPhone 7では1,960mAhと15%の大容量化。
電池持ちは約20%も改善しています。
性能向上しながら、2割も電池持ちの改善に成功しているのは、かなり大きな進歩と言えるでしょう。
電池持ちで言うなら、明らかにiPhone 6sを上回ります。
液晶性能も向上!最大輝度1.25倍!
ディスプレイ性能の違いは、大きく2点あります。
1点目、従来のsRGBからDCI-P3という広色域に対応したことで、より忠実な色味の再現が可能になりました。
2点目、最大輝度が向上!iPhone 6sの最大輝度は500cd/m2でしたが、iPhone 7では最大輝度625cd/m2に!
また、iPhone 7より新たに、液晶ガラスに耐指紋性撥油コーティングが施されました。
実際、強化ガラスフィルムを利用される方も多いと思いますので、あまり効果を体感するシーンも少ないかもしれませんね。
カラーバリエーションに変化
カラーバリエーションも大きく変化しました。
スペースグレーが廃止となり、新たに、ブラック・ジェットブラックの2色が登場。
従来からのシルバー・ゴールド・ローズゴールドの3色と合わせて、計5色展開での発売となりました。
しかし、現在では、すでにジェットブラックが生産終了となっている為、現在では4色展開となっています。
ブラックとジェットブラックの違いは、光沢感の有無で、
ブラックがマットブラック(つや消し)、ジェットブラックがピアノブラック(表面クリア塗装)となっています。
iPhone 7 ベンチマーク
人気の各種ベンチマークアプリでの、iPhone 7実機でのベンチマークスコアをまとめました。
Antutu
スマホ性能を総合的に計測する「Antutu Benchmark」での「iPhone 7」のベンチマークスコアがこちら。
中国の「Beijing Antutu Technology」製のベンチマークソフト。
ベンチマーク | スコア | |
---|---|---|
総合 | 194,719 | |
CPU | 総合 | 81,966 |
演算処理 | 26,338 | |
一般使用 | 15,839 | |
マルチコア | 39,789 | |
GPU | 総合 | 67,369 |
3D Marooned | 12,838 | |
3D Coastline | 24,271 | |
3D Refinery | 30,260 | |
UX | 総合 | 39,894 |
データセキュリティ | 22,193 | |
データ処理 | 7,386 | |
画像処理 | 2,108 | |
UXスコア | 8,207 | |
MEM | 総合 | 5,490 |
RAM | 4,396 | |
ROM | 1,094 |
Geekbench 4 Pro
CPU性能を中心に測定する「GeekBench 4 Pro」での「iPhone 7」のベンチマークスコアがこちら。
カナダのPrimate Labs製のベンチマークスコアでCPUの処理能力の測定に特化。
ベンチマーク | スコア |
---|---|
Single Core Score | 3,554 |
Multi Core Score | 6,070 |
Metal | 13,103 |
RenderScript | 1,735 |
3D Mark
グラフィック性能を測る「3DMark」での「iPhone 7」のベンチマークスコアがこちら。
フィンランドの「Futuremark」社製のベンチマークソフト。
ベンチマーク | スコア |
---|---|
Ice Storm | Maxed out |
Ice Storm Extreme | Maxed out |
Ice Storm Unlimited | 39,329 |
Sling Shot | 2,923 |
Sling Shot Extreme | 2,506 |
Sling Shot Unlimited | 4,084 |
API OVERHEAD OpenGL ES3.0 | 263,217 |
API OVERHEAD Metal | 1,992,649 |
iPhone 7 価格比較
iPhone 7の端末価格の比較と月額料金や初期費用を含めた2年総額の比較をしながら、iPhone 7の維持費最安値MVNOをレビューしていきましょう!
iPhone 7取扱MVNO
iPhone 7を取り扱っているMVNOは下記6社となっています。
UQモバイル・Y!mobileは在庫が潤沢ですが、その他のMVNOは比較的変動すると思われます。
・UQモバイル(32GB/128GB)
・Y!mobile(32GB/128GB)
・BIGLOBEモバイル(32/128GB)
・【販売終了】mineo(128/256GB)
mineoでは既にiPhone 7が販売終了となっております。
iPhone 7 実質負担額ランキング(差額13,716円)
既に販売終了となっているmineoを除く3社でのiPhone 7の実質負担額を比較してみました。
一番人気の「3GB+短時間かけ放題(5分 or 10分)」という条件で2年総額を比較していきます。
iPhone 7 | モデル | 実質負担額 |
---|---|---|
UQモバイル | 32GB | 47,196円 |
Y!mobile | 47,196円 | |
BIGLOBEモバイル | 60,912円 | |
UQモバイル | 128GB | 60,156円 |
Y!mobile | 60,156円 | |
BIGLOBEモバイル | 73,872円 |
とはいえ、実質負担額が安くとも、月額料金や各種割引や実質負担額を含めた2年総額が最重要項目となります。
次の項目で、2年総額を比較していきます!
iPhone 7は、UQモバイル端末として販売されており、「マンスリー割」も適用される為、かなりお得に購入できます!
iPhoneに決めている方は、下記記事も参考にしてみてください。
参考:UQモバイル iPhone
iPhone 7 2年総額ランキング(差額35,543円)
iPhone 7の2年総額を比較してみました!最大35,543円
(初期費用+月額料金2年分+端末代金)
iPhone 7 | モデル | 2年総額 |
---|---|---|
UQモバイル | 32GB | 105,628円 |
Y!mobile | 113,637円 | |
BIGLOBEモバイル | 113,955円(2/3まで) 141,171円(2/4以降) | |
UQモバイル | 128GB | 118,588円 |
Y!mobile | 126,597円 | |
BIGLOBEモバイル | 126,915円(2/3まで) 154,131円(2/4以降) |
UQモバイルでは継続的に開催している最大10,000円の「UQau Pay 残高還元」をお忘れなく!
また、家族契約の場合には、5月末までの申込みで「ファミゼロ学割」が適用となりますので、家族でのMNPや乗り換えなら、こちらもかなりお得です。
現在、BIGLOBEモバイルでは、2019年2月3日までの限定で、「スマホまる得プラン限定 対象端末値引き特典」として端末代金を月々1,050円割引するキャンペーンを実施中です。
その為、2/3までの申込みと2/4以降の申込みで大幅に差額が出ますが、そもそもUQモバイルの方がスペック的にも圧勝です。
BIGLOBEモバイルよりも、安い・回線速度が圧倒的に速い・店舗が多いと3拍子揃っております。
あと、UQモバイルは低速使い放題の「節約モード」も優秀です。
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