iPhone 8のスペック・カメラ画質・ベンチマーク・価格比較・2年総額を徹底レビューしていきます。
どのMVNOでiPhone 8を契約するのが安いか、実機を使ってのカメラ画質レビューなど、iPhone 8を徹底解剖!
iPhone 8 レビュー
Apple iPhone 8の実機を購入しましたので、開封レビューをお届けした後、スペック・ベンチマーク・iPhone 7との違いなどを詳しくレビューしていきたいと思います!
第二世代「iPhone SE」の登場により、iPhone 8は、だいぶ影が薄くなってしまいました。
iPhone 8の筐体に、iPhone 11のSoCを詰め込んだのが「iPhone SE」ですから、仕方ないですね…。
iPhone 8 開封レビュー
iPhone 8のパッケージがこちら。
それでは、iPhone 8開封の儀!
まずは、iPhone 8の付属品をレビューしていきます。
iPhone 8付属品
iPhone 8付属品は、下記3点となります。
・Apple 純正充電器(A1385)
・ライトニングケーブル
・EarPods
付属のEarPodsは有線のイヤホンマイクですが、前モデル「iPhone 7」よりイヤホンジャックが廃止になった関係上、ライトニングコネクタが採用されています。
iPhone 8付属のApple純正充電器は、5V1Aの低速充電器となっています。
次期iPhone(iPhone XI)より、ライトニングコネクタが廃止され、USB Type-Cが採用されるとの噂が出ていますが、iPhone 8ではライトニングコネクタが採用されています。
iPhone 8付属の充電ケーブルもライトニングケーブルとなっています。
iPhone 8説明書
iPhone 8付属の書類をレビューしていきましょう。
・Appleステッカー
・iPhone情報
・SIMピン
・ようこそiPhoneへ(簡易取扱説明書)
説明書類は下記2つ。
簡易説明書しか付属していませんので、詳細な取扱説明書はApple公式サイトで参照する形となります。
参考:iPhoneユーザーガイド – Apple公式
すごく簡単な説明書で各ボタンの配置等の説明書きしかありません。
iPhone 8実機レビュー
今回は、iPhone 8 シルバーを購入しました!
本体前面はゴールドと同様にホワイトパネルとなっています。
正面を見ただけでは、iPhone 7と全く見分けがつかないです。
背面は、新たに採用された強化ガラスパネルにより、やはりiPhone 8は高級感があります。
iPhone 8本体底面には、ライトニングソケット・スピーカー・マイクを配置。
前モデルiPhone 7よりイヤホンジャックが廃止となっており、iPhone 8でもイヤホンジャックは非採用となりました。
iPhone 8本体右側面には、SIMトレーと電源ボタン。
iPhone 8本体上部には、何もなし。
iPhone 8本体左側面には、サイレントスイッチ・音量調節ボタン。
背面のDラインはiPhone 7より廃止され、iPhone 8でも踏襲されています。
(Dライン=アンテナに電波を通すための樹脂製の白いライン)
Apple製品のアルミ削り出しボタンは、いつ見ても美しいですね。
SIMトレー
iPhone 8のSIMトレーは、シングルSIMスロット仕様で、SIMサイズはnano SIMとなっています。
iPhone 8 バッテリー持ちレビュー
iPhoneシリーズは、モデルチェンジとともに、バッテリー持ちも常に改善され続けています。
Geekbenchというベンチマークアプリでのバッテリー持ちに関する、iPhone各モデルの平均スコアが下記となります。
モデル | 平均スコア |
---|---|
iPhone 8 | |
iPhone 7 | 1,744 |
iPhone SE | 1,558 |
iPhone 6s | 1,514 |
iPhone 6 | 998 |
iPhone 8のバッテリースコア平均値はとなっており、より液晶画面の小さなiPhone SEを上回るスコアを叩き出しています。
バッテリー持ちの改善に関しては、後ほど、「iPhone 6sとの違い」の項目で詳しく解説していきます。
iPhone 8 スペック
iPhone 8 のスペック表をご紹介した後、iPhone 6sから進化したポイントをレビューしていきます!
iPhone 8 スペック表
iPhone 8のスペック表がこちら。
iPhone 8スペック | |
---|---|
カラー | ・シルバー ・ゴールド ・スペースグレイ |
サイズ(mm) | 67.3×138.4×7.3 |
重量 | 148g |
画面サイズ | 4.7インチ |
画面種別 | TFT液晶(IPS) Retina HD Display True Tone Dsplay 3D Touch対応 広色域ディスプレイ(P3) 最大輝度625cd/m2 デュアルドメインピクセル 耐指紋性撥油コーティング 326ppi 1400:1コントラスト |
画面解像度 | 1,334×750 |
OS | iOS 11 (iOS 12UPG対応済) |
CPU | Apple A11 Bionic |
CPUコア数 | 6コア(ヘキサコア) |
GPU | Apple 3-Core GPU |
RAM | 2GB |
ROM | 64/256GB |
メインカメラ | 1,200万画素 F値1.8 光学式手ぶれ補正 6枚構成のレンズ クアッドLED True Toneフラッシュ スローシンクロ パノラマ(最大63MP) サファイアクリスタル製レンズカバー 裏面照射型センサー ハイブリッド赤外線フィルタ Focus Pixelsを使ったオートフォーカス タップしてフォーカス(Focus Pixelsを利用) 手ぶれ補正機能を使ったLive Photos 写真とLive Photosの広色域キャプチャ 強化されたローカルトーンマッピング 露出コントロール 写真の自動HDR 自動手ぶれ補正 バーストモード タイマーモード 写真へのジオタグ添付 画像撮影フォーマット:HEIF、JPEG |
フロントカメラ | 700万画素 1080p HDビデオ撮影 Retina Flash ƒ/2.2絞り値 写真とLive Photosの広色域キャプチャ 写真の自動HDR 裏面照射型センサー 自動手ぶれ補正 バーストモード 露出コントロール タイマーモード |
外部メモリ | トレーなし |
バッテリー容量 | 1,821mAh |
連続待受時間 | 最大10日間 |
連続通話時間 | 最大14時間 |
充電端子 | Lightning |
急速充電 | USB PD対応 |
無線充電 | Qi対応 |
Wi-Fi | 802.11 a/b/g/n/ac |
Bluetooth | Bluetooth V5.0 |
テザリング | 対応 |
衛星測位 | GPS, A-GPS, Galileo GLONASS, QZSS |
生体認証 | 指紋認証(Touch ID) |
防水 | IPX7 |
防塵 | IP6X |
耐衝撃 | 非対応 |
おサイフケータイ | 対応(Felica搭載) |
ハイレゾ | 非対応(要DAC) |
イヤホンジャック | 非搭載 |
ワンセグ・フルセグ | 非対応 |
SIMサイズ | シングルスロット ・nano SIM |
DSDS・DSDV | 非対応 |
対応バンド | Band 1,2,3,4,5,7,8, 12,13,17,18,19,20, 21,25,26,28,29,30,34 38,39,40,41,42,66 VoLTE対応 |
iPhone 8とiPhone7の違い・進化した点
iPhone 8とiPhone 7の違いをまとめていきましょう!
iPhone 8は、本来であれば「iPhone 7s」として発売される予定だった、iPhone 7のマイナーチェンジモデルとなっています。
iPhone 7sという名称がつけられなかったのは、iPhone Xの同時発売による、マーケティング上の都合と言われています。
その為、「iPhone 7」からの大幅な進化はありませんので、あしからず!
ちなみに、UQモバイルでiPhone 7を利用する際の2年総額や月額料金などは、下記記事を参考にしてみてください。
参考:UQモバイル iPhone 7
強化ガラスを両面に採用した新デザイン
iPhone 8では、本体背面にも強化ガラスを採用した新デザインとなり、高級感が向上しています。
マイナーチェンジモデルの為、デザイン面でもリニューアルをしないと差別化要素が少なすぎたという都合がありそうです。
iPhone 7ではフレームと背面パネルがアルミニウム合金製の一体構造となっています。
iPhone 8ではフレーム素材が同じアルミニウム合金製であるものの、背面パネルが強化ガラス製となっています。
デザインは圧倒的にスタイリッシュでカッコいい!
アウトカメラの性能向上ポイント
iPhone 8のアウトカメラは、センサーサイズ・解像度はiPhone 7と同じものの、動画性能が若干向上しています。
4Kビデオ撮影時に24/30/60fpsに対応しました。
(iPhone 7では、30fpsのみに対応)
ポートレートライティングに対応
ポートレートライティングという、リアルタイム編集が可能なフィルタ機能を搭載しました。
これに関しては、サードパーティ製のカメラアプリでも対応している機能ですので、そこまで目立った新機能ではありませんね。
USB PD対応!
iPhone 8より、USB PDに対応し、30分で50%程度の充電が可能となっています。
Apple純正の18W充電器はもちろん、サードパーティ製のUSB PD対応充電器でも急速充電が可能です。
筆者はPixel 3でUSB PDの急速充電の速さを体感していますので、
iPhone付属の5V1A充電器を利用している方であれば、衝撃を受けること間違いなしでしょう!
iPhone 8ユーザーさんであれば、ぜひ、USB PD対応充電器等を利用してみてください!
ちなみに、iPhone 8付属の充電器は5V1A(5W)のしょぼい充電器ですので、ご注意を。
無線充電(Qi)対応
iPhone 8より、新たに無線充電Qiに対応しました。
Amazonでも様々なメーカーの無線充電器が発売されていますので、より手軽に充電できるようになりました。
充電速度はUSB PDよりも圧倒的に劣るものの、やっぱり充電ケーブルを接続する手間が無いのは楽ちんです。
多くの無線充電器は、5W充電/7.5W充電/10W充電のいずれかに対応しています。
5W充電タイプは、iPhone 8純正充電器と同等の充電速度です。
処理能力向上!
チップセットは、iPhone 7搭載の4コアの「A10」から、iPhone 8では、6コア+ニューラルエンジンの「A11 Bionic」へと進歩しています。
GPUもApple自社開発の「Apple 3-Core GPU」が新たに採用され、グラフィックスの処理能力も確実に向上しております。
iPhone 8より、iPhone XSやiPhone XRでも採用されている、NeuralエンジンというAI処理専用のチップが搭載されたことも話題になっています!
画像認識やAR関連の処理で活躍するようです。顔認証でも活躍するのですが、残念ながら、iPhone 8は顔認証非対応となっています。
iPhone 8 ベンチマーク
人気の各種ベンチマークアプリでの、iPhone 8実機でのベンチマークスコアをまとめました。
Antutuスコアでは、iPhone 7と大差ないベンチマークスコアとなっていますが、
3DMark等のグラフィックス関連のベンチマークスコアは、iPhone 7比較でも明確に伸びています。
Antutu
スマホ性能を総合的に計測する「Antutu Benchmark」での「iPhone 8」のベンチマークスコアがこちら。
中国の「Beijing Antutu Technology」製のベンチマークソフト。
ベンチマーク | スコア | |
---|---|---|
総合 | 198,430 | |
CPU | 総合 | 79,988 |
演算処理 | 20,605 | |
一般使用 | 16,209 | |
マルチコア | 43,174 | |
GPU | 総合 | 69,329 |
3D Marooned | 13,642 | |
3D Coastline | 20,335 | |
3D Refinery | 35,352 | |
UX | 総合 | 41,948 |
データセキュリティ | 21,820 | |
データ処理 | 8,373 | |
画像処理 | 2,892 | |
UXスコア | 8,863 | |
MEM | 総合 | 7,165 |
RAM | 4,078 | |
ROM | 3,087 |
Geekbench 4
CPU性能を中心に測定する「GeekBench 4」での「iPhone 8」のベンチマークスコアがこちら。
カナダのPrimate Labs製のベンチマークスコアでCPUの処理能力の測定に特化。
ベンチマーク | スコア |
---|---|
Single Core Score | 4,292 |
Multi Core Score | 10,740 |
Metal | 15,312 |
Battery Score | 1,907 |
3D Mark
グラフィック性能を測る「3DMark」での「iPhone 8」のベンチマークスコアがこちら。
フィンランドの「Futuremark」社製のベンチマークソフト。
ベンチマーク | スコア |
---|---|
Ice Storm | Maxed out |
Ice Storm Extreme | Maxed out |
Ice Storm Unlimited | 66,062 |
Sling Shot | 3,710 |
Sling Shot Extreme | 2,486 |
Sling Shot Unlimited | 5,572 |
API OVERHEAD OpenGL ES3.0 | 355,765 |
API OVERHEAD Metal | 2,383,815 |
iPhone 8 価格比較
iPhone 8の端末価格の比較と月額料金や初期費用を含めた2年総額の比較をしながら、iPhone 8の維持費最安値MVNOをレビューしていきましょう!
iPhone 8取扱MVNO
iPhone 8を取り扱っているMVNOは、現在のところありません。
以前、「mineo」が数量限定で一時取扱いましたが、ずーっと在庫切れの状況です。
その為、iPhone 8で格安SIMを使おうとすると、
SIMフリー版やSIMロック解除済みのキャリア版を購入する必要があります。
iPhone 8端末価格
参考までに、iPhone 8の価格をまとめておきます。
iPhone 8 | 価格 |
---|---|
Apple Store 64GB | 73,224円 |
Apple Store 256GB | 91,584円 |
ヤフオク キャリア版64GB | 60,000円前後 |
ヤフオク キャリア版256GB | 80,000円前後 |
基本的には、Apple StoreのSIMフリー版よりも、ヤフオク等で売買されるキャリア版の方が安い傾向にあります。
ちなみに、UQモバイル取扱いのiPhone 7 / iPhone 6s / Android端末の価格比較・スペック比較を下記きじでまとめておりますので、参考にしてみてください。
参考:UQモバイル端末
iPhone 8 2年総額ランキング(差額37,453円)
iPhone 8の2年総額を比較してみました!
プラン構成は、人気の3GBプラン+5分/10分かけ放題のセットプランでシミュレーションしています。
(初期費用+月額料金2年分+端末代金)
イオンモバイル等、3GBプランが無いMVNOに関しては、3GB以上の最も近いプラン(4GBプラン等)で算出しています。
2年総額表下部にキャリアでiPhone 8契約時の2年総額も掲載しています。
iPhone 8 64GB
Apple StoreのSIMフリー版iPhone 8 64GB(73,224円)を購入する形で2年総額をシミュレーションしています。
iPhone 8 64GB | 2年総額 |
---|---|
UQモバイル | 131,656円 |
DMMモバイル | 137,801円 |
mineo (auプラン) | 137,883円 |
NifMo | 139,449円 |
イオンモバイル (docomoプラン) | 139,449円 |
イオンモバイル (auプラン) | 139,449円 |
Y!mobile | 139,665円 |
BIGLOBEモバイル (docomoプラン) | 139,875円 |
BIGLOBEモバイル (auプラン) | 139,875円 |
IIJmio (docomoプラン) | 139,875円 |
IIJmio (auプラン) | 139,888円 |
mineo (docomoプラン) | 140,336円 |
楽天モバイル (docomoプラン) | 140,393円 |
楽天モバイル (auプラン) | 140,406円 |
LINEモバイル (docomoプラン) | 143,510円 |
LINEモバイル (Softbankプラン) | 143,510円 |
OCNモバイルONE | 145,577円 |
mineo (Softbankプラン) | 149,403円 |
参考までに、docomoでiPhone 8をセット購入し、月々サポートを適用させた場合の2年総額は、174,960円となっています。
iPhone 8 256GB
Apple StoreのSIMフリー版iPhone 8 64GB(91,584円)を購入する形で2年総額をシミュレーションしています。
iPhone 8 64GB | 2年総額 |
---|---|
UQモバイル | 150,016円 |
DMMモバイル | 156,161円 |
mineo (auプラン) | 156,243円 |
NifMo | 157,809円 |
イオンモバイル (docomoプラン) | 157,809円 |
イオンモバイル (auプラン) | 157,809円 |
Y!mobile | 158,025円 |
BIGLOBEモバイル (docomoプラン) | 158,235円 |
BIGLOBEモバイル (auプラン) | 158,235円 |
IIJmio (docomoプラン) | 158,235円 |
IIJmio (auプラン) | 158,248円 |
mineo (docomoプラン) | 158,696円 |
楽天モバイル (docomoプラン) | 158,753円 |
楽天モバイル (auプラン) | 158,766円 |
LINEモバイル (docomoプラン) | 161,870円 |
LINEモバイル (Softbankプラン) | 161,870円 |
OCNモバイルONE | 163,937円 |
mineo (Softbankプラン) | 167,763円 |
参考までに、docomoでiPhone 8 256GBをセット購入し、月々サポートを適用させた場合の2年総額は、193,752円となっています。
iPhone 8をお得に契約する方法まとめ
「キャリアでの端末セット購入は安い!」というイメージがありますが、Apple StoreのSIMフリー版を購入しても、格安SIM運用の方が圧倒的に安いというのがおわかり頂けたかと思います。
iPhone購入=キャリアでの契約が安い!というのは、もはや過去のお話です。
Apple StoreのSIMフリー版や中古スマホショップのSIMロック解除済みiphone等を活用して、格安SIMで運用しましょう!
通信費の節約に繋がり、家計が断然楽になります!
また、UQモバイルであれば、最大10,000円の「UQモバイルキャンペーン」を開催していますし、「節約モード」時でも300Kbps出る為、他社MVNOの200Kbpsよりも、断然実用性が高く通信量の節約もしやすいです。
UQモバイルには、「UQモバイル家族割」という他社にない割引がありますので、これも圧倒的にお得で、毎月500円の割引が永年継続するという強力な家族割引です。
キャリアの家族割は「家族間の国内通話無料」程度で月額料金の割引はありませんし、格安SIMでも家族割の実施があるのはmineoの「複数回線割引」(50円割引/月)程度ではないでしょうか。
もし、家庭に5歳~18歳のお子様がいらっしゃる場合には、「 」の適用も可能で、子供もその家族(両親・兄弟・祖父母等)も3ヶ月~5ヶ月無料になるという超強力な学割も開催中!(2019年5月31日まで)
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