UQモバイルとY!mobileを徹底比較！2年総額と料金プラン・キャンペーンの詳細

本記事の内容は2020年6月1日時点の情報です。
11月21日(木)の最新情報はこちらをご参照ください。

契約時に損しない為の豆知識

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今回は、UQモバイルとY!mobileを徹底比較しました！
料金・速度・キャンペーン・端末の実質負担額等を比較しています。

2019年10月1日から始まる新料金プランで比較しています。

UQモバイルとY!mobile比較のまとめ

結論からまとめていきたいと思います。
各項目の詳細は、当記事下部にて解説していきます！
（下記表の金額はすべて税抜）

2年総額的には、「UQモバイル」に軍配が上がります。
要因としては「UQモバイルキャンペーン」による差額と、
通話オプションが選択性になっている点です。（なし or 完全通話定額 or 10分かけ放題 or 無料通話）
参考：UQモバイル通話オプション

通話オプションが不要な場合

通話オプションが不要な場合、断然UQモバイルの方がお得になります。
下記で詳しくUQモバイルとY!mobileを比較していきましょう。
UQモバイル・Y!mobileともに、一番人気のプランSで比較しています。

プランMは、下記2年総額に24,000円をプラス
プランLは、下記2年総額に48,000円をプラス
して頂ければと思います。

「10分かけ放題」・「通話パック」等の通話オプションが不要な場合、
UQモバイルの方が断然安いです。

上記金額には、「UQモバイルキャンペーン」も加味しています。

10分かけ放題をつける場合

10分かけ放題をつける場合、両社ともに同額となっています。
下記で詳しくUQモバイルとY!mobileを比較していきましょう。
UQモバイル・Y!mobileともに、一番人気のプランSで比較しています。

プランMは、下記2年総額に24,000円をプラス
プランLは、下記2年総額に48,000円をプラス
して頂ければと思います。

「10分かけ放題」をつける場合、
若干、Y!mobileの方が安くなります。

細かな点で比較すると、UQモバイルはデータくりこし対応・速度切替対応と使い勝手は良いです。
Y!mobileはデータ繰り越しにも速度切替も非対応となっています。

UQモバイルは、「節約モード」に切り替えることで、容量無制限で使い放題となる点も大きなアドバンテージとなっています。
「スマホプランR」なら、1Mbpsという実用的な速度で容量無制限の使い放題！
（スマホプランSは、300Kbps）

通話が月60分以下の場合

「そんなに通話回数は多くないけど、10分を超える通話もたまにする！」
という場合には、UQモバイルの「通話パック」がかなりお得です。

「通話パック」は、月額500円で2,400円分（月間60分）の通話料が無料となるオプションです。

下記で詳しくUQモバイルとY!mobileを比較していきましょう。
UQモバイル・Y!mobileともに、一番人気のプランSで比較しています。

UQモバイルの「スマホプランR」とY!mobileの「スマホベーシックプランM」は、下記2年総額に24,000円をプラスして頂ければと思います。

月間60分以下の通話しかしない場合には、断然UQモバイルの方がお得になります。
また、UQモバイルの「通話パック」では、「10分かけ放題」のように1回の通話時間の制限はありませんので、より使いやすいです。

UQモバイル・Y!mobileの概要

UQモバイルは、AUを擁するKDDIのグループ企業「UQコミュニケーションズ」が運営するMVNO。UQコミュニケーションズといえば、WiMAXでおなじみの企業ですね！

Y!mobileは、ヤフーモバイルの略でもあり、Softbankグループのワイモバイル株式会社が運営するスマホサービスです。
Softbankのサブブランドという位置づけになっており、厳密にはMVNOではなくサブキャリアと呼ばれていますが、ネット上のレビューサイトなどではMVNOの1つとして扱われている事が多いです。

しかし、料金プランや実効速度の速さなどは、どちらも共通しており、キャリアのグループ企業が運営するサービスといった感じで、通信品質（エリア・通史速度）はUQモバイルもY!mobileも高品質です。
正直、一度、UQモバイルやY!mobileを使ってしまうと一般的なMVNOの格安SIMには戻れません。笑

通信品質・料金の面では、UQモバイルもY!mobileも自信を持ってオススメできます！
筆者の家族・親戚では大半がUQモバイル、ごく一部がY!mobile・楽天モバイルという感じです。

UQモバイル・Y!mobileの料金・データ・各種費用・割引

今回は、UQモバイルとY!mobile（ワイモバイル）、それぞれのメリット・デメリットを踏まえながら、2年総額やキャンペーン・au Pay残高還元などを比較していきたいと思います！

初期費用比較

初期費用は、すべてのMVNO・キャリアで共通の料金ですので、この点に違いはありません。
両社ともに、税抜3,000円の契約事務手数料が発生します。

また、ほぼ全てのMVNOで必要となる「SIMカード発行手数料」ですが、UQモバイル・Y!mobileともに無料となっています。

契約事務手数料を節約する方法として、「エントリーパッケージ」を活用する方法がありますが、手間と日数が掛かるというデメリットがあり、節約出来る額も2千円程度なので、状況によって選択すると良いと思います。
ただし、UQモバイルに関しては、「UQモバイルエントリーパッケージ」や「UQモバイルスタートキット」を利用するとUQモバイルキャンペーンの対象外となってしまい、逆に損する結果となりますので、ご注意下さい。

料金プラン比較

まず、UQモバイルとY!mobileの料金プランから比較していきましょう！
この2社ですが、非常に料金プランが似ています。

Y!mobileは、強制的に「10分かけ放題」がセットになっている料金プラン一択。
UQモバイルは通話オプションの組み合わせを自由に選べるので選択肢は3通り。
（通話オプション不要・60分無料通話・10分かけ放題）

一見、UQモバイルの方が安く思えますが、「10分かけ放題」オプションをつけて、Y!mobileと同様の構成にした場合、月額料金は両社同額となります。
プラン名は、UQモバイルが「スマホプラン」、Y!mobileが「スマホベーシックプラン」となっています。

通話料の比較

UQモバイル・Y!mobileともに、
通話料は、20円/30秒となっています。

通話割引の比較

Y!mobileは、通話割引の選択肢がなく、基本料金に10分かけ放題が強制的にセットされています。
UQモバイルは、基本となる「通話オプションなし」に加え、月額500円で「60分無料通話」、月額700円で「10分かけ放題」と3つの選択肢から自分にあったものを選択できます。

Y!mobileでは、契約から解約までずっと強制的に「10分かけ放題オプション」がセットされていますが、
UQモバイルでは、その月その月に応じて、「通話オプションなし」、
来月は「10分かけ放題」、
意外と通話しなかったから、来月は「通話パック」
と、柔軟に変更できるのも大きな魅力です。

かけ放題の比較

UQモバイル・Y!mobileともに、10分かけ放題を追加することが可能です。
Y!mobileでは、プランに無料付帯。悪く言えば、強制的にセットされています。

UQモバイルでは、月額880円の「10分かけ放題オプション」を追加することで、Y!mobileと同等プランになります。
UQモバイルの基本料金は、Y!mobileよりも700円安く設定されているので、
10分かけ放題を追加した場合、両社ともに月額料金・2年総額は同額となっています。

無料通話の比較

UQモバイルでは、月額660円の「通話パック」という2,400円分の通話料が無料となる、通話オプションがあります。
対するY!mobileは、上記「かけ放題の比較」でご紹介した、「10分かけ放題」という選択肢しかありません。

「10分かけ放題よりも、通話パックの方が使い勝手が良い！」という方も多いはず！
筆者もその一人で、そんなに通話回数が多くないのですが、たまに電話するときには、10分を超える通話もあるので、通話パックは大変嬉しいオプション。

データ容量の比較

データ容量は、UQモバイル・Y!mobileともに、同容量となっています。

データ容量も2社とも同じようなシステムとなっております。

データ繰越し

UQモバイルとY!mobileでは、データ繰り越しの可否にも差があります。
あまったデータの翌月繰り越しができるUQモバイルに対し、
Y!mobileは一切データ繰り越しができません。

参考：UQモバイル繰越

通信速度の切り替え

Y!mobileは、通信速度の切り替えができません。
UQモバイルでは、高速モード（ターボON）と節約モード（ターボOFF）の速度切り替えが可能です。

「UQポータルアプリ(Android / iOS)」か「UQモバイルのデータチャージサイト」から、ターボ機能のON/OFF切り替えが可能です。

節約モード設定時は、300Kbps or 1Mbpsの速度となりますが、データ容量消費なし（ギガ消費ゼロ）で容量無制限の使い放題となります。

SNSやLINEの通話・音楽ストリーミングなどでは、節約モードにすることで容量消費なしで、高速モード時とほぼ同様に快適な利用が可能。
この点は、かなり大きいと思います！

節約時・速度制限時の速度

キャリア・格安SIM問わず、容量設定のあるプランを契約していて、容量を使い切ってしまった場合、月末まで規定の速度に制限されます。

Y!mobileは、128Kbpsの低速通信となります。

UQモバイルでは、契約プランにより、制限速度が異なりますので、下記にまとめます。
UQモバイルで人気のプランは、スマホプランS・スマホプランRの2つですね。

低速通信時の速度も2倍以上の開きがありますので、この点でもUQモバイルの方が断然使いやすいです。

300Kbpsの低速通信と聞くと、「どうせ遅くて使い物にならないだろ…。」と思う方も多いと思いますが！
当サイトの過去記事「UQモバイル節約モード」でも、動画で比較検証していますので参考にしていただきたいのですが、
LINE通話やSNS・音楽ストリーミング・各種人気ゲームアプリ利用時は、かなり快適で実用性はかなり高いです。
動画のストリーミング再生はさすがに低画質じゃないと厳しいです。

解約時の費用（違約金等）と条件

UQモバイルとY!mobileの契約期間と解約違約金について、まとめます。

両社ともに、2019年10月より施行された改正電気通信事業法の影響で、
最低利用期間を撤廃し、解約違約金も無料となっています。

いつ解約しても解約金（契約解除料）は掛かりません！
今までは、スマホの解約と言えば、9,500円の違約金が発生するのが当たり前でしたので、この点は嬉しい変化ですね。

各種割引の解説

月額料金割引や端末代金割引や学割など、各種割引を解説していきたいと思います。

Y!mobileでは、「おうち割 光セット」という「ソフトバンク光」とのセット割引を開始していますが、「家族割引サービス」との併用は不可となっていますので、両社ともに1,480円という料金以上は安くならない設計になっています。

また、「WiMAX」や「Pocket WiFi」をセット契約のセット割で差が出ました。
UQモバイルでは、「ギガMAX月割」というWiMAXとのセット割がありますが、Y!mobileとPocket WiFiのセット割はありません。
（以前は、Y!mobileにも「Wi-Fiセット割」という割引がありましたが、既に終了となっています。）

キャリア決済の比較

Y!mobileは「ワイモバイルまとめて支払い」というSoftbankのサブキャリアならではのキャリア決済が利用できます。

UQモバイルは、「auかんたん決済」に対応しています。
参考：UQモバイルキャリア決済

両社ともに、「Google Play Store」「App Store」などのアプリ購入や月額課金コンテンツの支払いに対応しています。

2年総額の比較

初期費用・月額料金ともに同額ですので、2年総額も一緒！と思いきや、実は結構開きがあります。
次の項目で「SIMのみ契約」「端末セット契約」それぞれでシミュレーションしていますので、参考になれば幸いです。

UQモバイルには、au Pay残高還元キャンペーンもありますので、そこまで加味すると、結構差額が出てきます。
やはり「UQモバイル端末」の安さは魅力的。Y!mobileも負けず劣らず安いですが、UQモバイルに若干軍配が上がります。

SIMのみ契約（差額300円）

SIMのみ契約の2年総額がこちら。
同条件にする為、UQモバイルは、月額700円の「10分かけ放題オプション」を契約する形でシミュレーションしています。

※UQモバイルの家族割引に関しては、申込み翌月からの適用となる為、2年総額を計算するにあたって23ヶ月分で計算しています。
ただし、申込みから解約まで永年適用となりますので、初月分に家族割が適用されるかどうかの違いのみになります。

iPhone 7契約（差額）

おそらく、UQモバイルでもY!mobileでも一番人気の端末「iPhone 7」契約時の2年総額を比較していきましょう。
UQモバイルの方が断然安くなっています！

※家族割引に関しては、UQモバイルが申込み翌月からの適用となる為、2年総額を計算するにあたって23ヶ月分で計算しています。
ただし、申込みから解約まで永年適用となりますので、初月分に家族割が適用されるかどうかの違いのみになります。

UQモバイルとY!mobileの速度比較

回線自体のスペックはどちらも4G・LTE回線対応です。
回線速度の最大理論値は、UQモバイル（au回線）が4CC CAで下り最大1,237、Y!mobileがHybrid 4G LTEで下り最大612Mbpsですが、この数値はさほど重要ではないです。
「Massive MIMO」「256QAM」、「4×4MIMO」といった、キャリアの最新技術もMVNOでは同様に適用されます。

また、実効速度はこの最大理論値とかけ離れ数値となります。
そこで、実効速度の比較をしてみましょう。

5Gに関しては、キャリアに先行導入され、UQモバイルやY!mobileには順次導入となるようです。

実効速度の比較 │ 結局、どっちが速い？

UQモバイルとY!mobileの速度を比較してみたいと思います。
比較に使用するデータは、速度比較サイトのデータを引用させて頂きます。

こちらのデータは、最も混雑する時間帯である平日のお昼時の測定データです。
最も回線が輻輳する時間帯でこの速度ですから、帯域に余裕のある時間帯ではこれら以上の実効速度が出ることが想定されます。

引用元：格安SIM速度

どちらも甲乙つけがたいぐらい高速な実効速度となっています。
光回線が100Mbps・1Gbpsという時代ですから、この数字を見ると、一見速くないように思えますが、他のMVNOの実効速度を見てみると驚愕します。
他社MVNOでは5Mbps出ないなんて当たり前ですから、この数字がどれだけ驚異的かご理解頂けると思います。

低速通信時の速度比較（制限後速度）

低速通信時の速度にも違いがあります。
低速通信時というのは、月間容量を使い切ってしまったあとに速度制限が掛けられた状態です。

UQモバイルの制限時通信速度300Kbpsというのは全MVNOの中でもトップクラスの速さですので、
通信制限が掛かっても300Kbps出るというのは、他MVNOと比較してもかなり大きなアベレージと言えます。
（データ高速プラン・データ無制限プランは200Kbps）

UQモバイルとY!mobileのエリア比較

AUの回線を利用するUQモバイル。
Softbankの回線を利用するY!mobile。

電波が届くエリアを表現するのに、「人口カバー率」という数値を用いますが、UQモバイル、Y!mobile、どちらも人口カバー率で言えば、99%オーバーとなっています。

UQモバイルはAUの回線を利用していますので、過去にAUを利用していた方であれば、その時と繋がる場所・繋がらない場所は一緒です。

Y!mobileも同様に、過去にSoftbankを利用していた方であれば、その時と繋がる場所・繋がらない場所は一緒です。

ただし、Y!mobileの場合、Softbankのエリアに加えて、旧イーモバイルの回線も併用していますので、山間部等の圏外になりやすい部分はSoftbankよりも強いはずです。

UQモバイルとY!mobileの端末価格比較

この項目では、UQモバイルとY!mobile、どちらでも取扱いのある端末の価格（実質負担額）を比較してみました。

端末価格はY!mobileの方が断然安いですね。
正直、この2社は端末価格でも、かなり対抗してきた過去があるので、
UQモバイルの端末価格改定に期待ですね。

UQモバイルとY!mobileのキャンペーン・還元額比較

最後に、UQモバイルとY!mobileのキャンペーンを比較していきます。

UQモバイルのキャンペーン

UQモバイルで開催中のキャンペーンをまとめておきます。
UQモバイル最強のキャンペーンといえば、やはりau Pay残高還元キャンペーン！

10,000円還元キャンペーン

UQモバイルで最も魅力的なキャンペーンがこちら！
「エントリーパッケージ」や「スタートキット」よりも圧倒的にお得です。
ちなみに、エントリーパッケージやスタートキットを利用すると、au Pay残高還元対象外となりますので、注意が必要です。

参考：UQモバイルキャンペーン

Y!mobileのキャンペーン

Y!mobileでは、「新規割」という最大4,200円割引のキャンペーンが開催されています。（終了日未定）

新規割（700円×6ヶ月　割引）