Mate 20 Proを購入しましたので、実機レビューをお届けしていきます!
「Softbank」「楽天モバイル」「IIJmio」「NifMo」「OCNモバイルONE」「LinksMate」などで販売されています。
MVNO各社の2年総額も比較していきますので、Mate 20 Proを検討中の方は、参考にしていただければと思います!
Mate 20 Proレビュー
Softbankに加えて、各MVNOでも取扱いがあり、何かと話題になっているMate 20 Pro。
実売価格4万円前後のMate 20 liteの上位モデルにあたります。
11万円近い実売価格でありながら、iPhone 8やP20 liteの販売台数を上回ったというニュースでも話題の一台。
参考:「HUAWEI Mate 20 Pro」がiPhoneを抜いて販売台数1位に! PayPay効果で倍増か
フラッグシップモデルの名に恥じぬ高性能な処理能力とAI性能を兼ね備えた実力派モデル。
Softbank販売モデルはSIMロックが掛かっていますが、MVNO販売モデルはSIMフリーモデルとなっています。
Mate 20 Pro実機レビュー
今回は、SIMフリー版のMate 20 Proをレビューしていきます!
それでは、早速、Mate 20 Proを開封していきましょう!
今回は、中国ベンダーで流行中?のグラデーションカラー「トワイライト」を購入。
Mate 20 Pro付属品
Mate 20 Proの付属品がこちら。
Mate 20 Pro付属のHUAWEI純正充電器は、いつもどおり、最大18WのHUAWEI QUICK CHARGE対応充電器。
この急速充電規格ですが、HUAWEI独自規格で、QualcommのQuick Chargeには対応していません。
ただし、USB PD対応充電器でも、16W程度での充電を確認していますので、USB PD充電器でも良いかと思います。
Mate 20 Proにはイヤホンジャックが無いため、USB Type-C⇔イヤホンジャックの変換ケーブルが付属しています。
Mate 20 Pro付属のイヤホンマイクはUSB Type-C。
SIMイジェクトピン・純正クリアカバー・クイックスタートガイド
Mate 20 Pro本体レビュー
トワイライトの色味が想像以上に良かったです。
下の写真だと、上部が鮮やかな水色になってしまっていますが、もう少し濃い目のブルーです。
トリプルカメラとLEDフラッシュの四つ目デザインが特徴的なMate 20 Pro
本体下部に、USB Type-Cソケット・SIMトレーを配置。
SIMトレーに関しては、後ほど詳しくレビューしていきます。
本体右側面には、電源ボタン・音量調節ボタンを配置。
電源ボタンはレッドアルマイトのアクセントカラーが煌めきます。
本体上部には、サブマイクと照度センサー?のみ。
本体左側面には、何も無し!
やっぱり、ライカトリプルレンズが目立ちますねー。
カメラ上部には、LEICAのロゴ入り。
電源ボタンのアクセントもいい感じ。
Mate 20 Pro SIMトレー
Mate 20 ProのSIMトレーですが、斬新な仕組みになっていて、
一見、シングルトレーですが、SIMトレーの表面と裏面に各1枚ずつはめ込んで挿入する形になっています。
このSIMソケットの両面にnano SIMカードが装着可能。
片側は、Huawei独自規格であるmicro SDカードの代替カード「NMカード(ナノメモリーカード)」と併用なので、NMカード利用時には、SIMカード1枚のみ利用可能となっています。
カーブエッジデザイン
Mate 20 Proは、Xperia XZ3の「3Dカーブ」のような、エッジがカーブしたデザインを採用。
有機ELディスプレイなので、湾曲デザインも可能ということですね。
湾曲部の視認性はXperia XZ3よりも高いような気がします。
ディスプレイ面だけでなく、背面も両サイドがカーブしているので、同サイズの他モデルよりもグリップ感は向上しています。
ディスプレイ内指紋認証
R17 neoが話題をかっさらった「ディスプレイ内指紋認証センサー」がMate 20 Proにも搭載されています!
その為、従来の指紋認証センサーは搭載されていません。
ディスプレイ指紋認証センサーでの指紋登録からご紹介していきます。
指紋認証の位置ですが、結構画面の中央よりに表示されます。
R17 neoの指紋認証では、画面下部の方に表示されましたので、違和感を覚えましたが、こっちの方が使いやすいかも。
指紋登録に結構時間かかりました。
一回一回の認証が遅いのと、登録完了までに必要な回数も多かったように思います。
端末を持ち上げると、指紋認証センサーの位置がうっすらとナビゲーションされます。
R17 neoのディスプレイ指紋認証センサーと実用度・速度を比較してみました。
精度は・同等程度かと思いますが、認証速度は、Mate 20 Proの方が若干速いです。
速いとはいえ、0.1秒程度の差かと思います。並べて同時にテストしない限り、体感上では速度の違いを感じません。
従来の指紋認証センサーと比較すると、認証速度は遅いですね。
ただ、両端末に言えることですが、指紋に加え顔認証も事前に登録しておけば、ディスプレイ指紋認証よりも認証速度の速い顔認証が先に動作するので、ロック解除におけるストレスは一切ありません!
nova 3と色味比較
手持ちのnova 3のアイリスパープルと色味近くないか?と思っていたので、並べてみましたが、高級感が断然違いました。
別角度からもう1枚。
Mate 20 Pro スペックまとめ
それでは、HUAWEIの最新フラッグシップモデル「Mate 20 Pro」のスペックをまとめていきたいと思います。
Mate 20 Pro スペック表
Mate 20 Proのスペック表がこちら。
Mate 20 Proスペック | |
---|---|
カラー | ・トワイライト ・ミッドナイトブルー |
サイズ(mm) | 158×72×8.6 |
重量 | 189g |
画面サイズ | 6.39インチ |
画面種別 | 有機EL(OLED) DCI-P3、538ppi |
画面解像度 | WQHD+、2K+ (3,120×1,440) |
OS | Android 9.0 Pie EMUI 9.0 |
CPU | Kirin980(Hisilicon) |
CPUコア数 | 8コア(オクタコア) |
GPU | Mali-76(10コアGPU) |
RAM | 6GB |
ROM | 128GB |
メインカメラ | Leicaトリプルカメラ 【超広角】 F値2.2 約2,000万画素 【広角】 F値1.8 約4,000万画素 【望遠】 F値2.4 約800万画素VARIO-SUMMILUX-H 16-80mm F1.8-2.4 ASPH.AIオート搭載 1,500シナリオ+ 25カテゴリを自動判別 ハイブリッド手ぶれ補正 (光学式手ぶれ補正+ 電子式手ぶれ補正) ハイブリッドAF (レーザーAF+PDAF) |
フロントカメラ | 2,400万画素 F値2.0 AIオート搭載 |
外部メモリ | NMカード 最大256GB |
バッテリー容量 | 4,200mAh |
連続待受時間 | 約300時間 |
連続通話時間 | 約1,260分 |
充電端子 | micro USB |
急速充電 | HUAWEI Super Charge対応 (最大40W) USB PD対応 |
無線充電 | Qi対応 Qi逆充電(給電)対応 |
Wi-Fi | 802.11 a/b/g/n/ac |
Bluetooth | Bluetooth V5.0 BLE aptX HD、LDAC、HWA対応 |
テザリング | 対応 |
衛星測位 | GPS, A-GPS, GLONASS, BeiDou Galileo, QZSS |
生体認証 | 画面内指紋認証 |
防水 | IPX8 |
防塵 | IP6X |
耐衝撃 | 非対応 |
おサイフケータイ | 非対応(NFCは搭載) |
ハイレゾ | 対応(FLAC) |
イヤホンジャック | 非搭載 |
ワンセグ・フルセグ | 非対応 |
SIMサイズ | デュアルスロット nano SIM×2 |
DSDS・DSDV | DSDV対応 |
対応バンド | FDD LTE: B1/2/3/4/5/6/7/8/ 9/12/17/18/19/20/26/28/32 TDD LTE: B34/38/39/40/41 WCDMA: B1/2/4/5/6/8/19 GSM: 850/900/1800/1900 MHz CA対応、auVoLTE対応予定 |
HUAWEIの従来機種と同様に、ソフトウェアアップデートにて、「au VoLTE」に対応予定です。
AU系MVNOで使える?
2018年12月7日時点では、au VoLTE非対応の為、VoLTE SIMでは、通話が一切できない状況です。
(UQモバイルでは「マルチSIM」という名称)
今後、ソフトウェア・アップデートにて、Mate 20 Proもau VoLTEに対応予定ですので、Huaweiの対応待ちですね。
nova 3も発売時点では、au VoLTE非対応でしたので、同様の状況ですね。いい加減、発売時点からau VoLTEに対応してほしい。笑
au VoLTEに対応次第、UQモバイルやmineo・IIJmioなどのau回線プランでの利用も本格的に視野に入りますね。
UQモバイルで利用する際には、「UQモバイルキャンペーン」の適用をお忘れなく!
Mate 20 Proベンチマーク
HUAWEI Mate 20 Proのベンチマークスコアをまとめていきます。
Antutu
スマホ性能を総合的に計測する「Antutu Benchmark」での「Mate 20 Pro」のベンチマークスコアがこちら。
中国の「Beijing Antutu Technology」製のベンチマークソフト。
ベンチマーク | スコア | |
---|---|---|
総合 | 238,940 | |
CPU | 総合 | 97,553 |
演算処理 | 28,059 | |
一般使用 | 19,305 | |
マルチコア | 50,189 | |
GPU | 総合 | 67,554 |
3D Marooned | 23,402 | |
3D Coastline | 17,674 | |
3D Refinery | 26,478 | |
UX | 総合 | 61,428 |
データセキュリティ | 10,463 | |
データ処理 | 15,907 | |
画像処理 | 16,453 | |
UXスコア | 18,605 | |
MEM | 総合 | 12,405 |
RAM | 4,513 | |
ROM | 7,892 |
Geekbench 4 Pro
CPU性能を中心に測定する「GeekBench 4 Pro」での「Mate 20 Pro」のベンチマークスコアがこちら。
カナダのPrimate Labs製のベンチマークスコアでCPUの処理能力の測定に特化。
ベンチマーク | スコア |
---|---|
Single Core Score | 3,315 |
Multi Core Score | 9,845 |
OpenCL | 13,311 |
RenderScript | 8,470 |
Battery Score | 6,627 |
3D Mark
グラフィック性能を測る「3DMark」での「Mate 20 Pro」のベンチマークスコアがこちら。
フィンランドの「Futuremark」社製のベンチマークソフト。
ベンチマーク | スコア |
---|---|
Ice Storm | 36,736 |
Ice Storm Extreme | Max |
Sling Shot | 2,573 |
Sling Shot Extreme Open GL ES3.1 | 3,560 |
Sling Shot Extreme Vulkan | 2,322 |
API OVERHEAD OpenGL ES3.0 | 106,547 |
API OVERHEAD Vulkan | 380,799 |
PCMark
スマホ性能を総合的に計測する「PC Mark」での「Mate 20 Pro」のベンチマークスコアがこちら。
開発元は、「3DMark」と同じフィンランドのFuturemark。
ベンチマーク | スコア |
---|---|
Work 2.0 Performance | 7,682 |
Work 2.0 Battery life | 12h37m |
Computer Vision | 4,897 |
Storage | 測定不能 |
Work Performance | 4,818 |
Work Battery life | 15h23m |
プリセットAPN
Mate 20 ProにプリセットされているAPNがこちらになります。
docomo系MVNO
・イオンモバイル
・ANDmarketモバイル
・BIGLOBEモバイル
・DMMモバイル
・IIJmio
・LIBMO
・LINEモバイル
・OCNモバイルONE
・So-net
・U-mobile
・U-mobile Premium
・hi-ho
・mineo
・NifMo
・エキサイトモバイル
・ヤマダニューモバイル
・楽天モバイル
au系MVNO
・UQモバイル
・イオンモバイル
・BIGLOBEモバイル
・IIJmio
・mineo
Softbank系MVNO
【カメラ画質】Mate 20 Pro VS P20 Pro
HUAWEIのフラッグシップモデル2機種のカメラ画質を比較してみましょう。
「Mate 20 Pro」は「P20 Pro」よりも、AI性能が地味に進歩していて、シーンの認識精度が高まっています。
P20 Proのイルミネーション撮影では、周囲の背景が潰れている、かつ、イルミネーションがべったりとAIで塗りたくられている感じ。
対するMate 20 Proは、全体的に自然な着色がされている印象でかなり良い感じ。
花の撮影では、どちらも、きれいな画作り。
ボケ感も色付け感もほぼ一緒ですが、紙箱の部分を見ると、Mate 20 Proの方が自然な色味に感じます
これらの写真ですが、「P20 lite」「HTC U12+」「Pixel 3 / XL」「iPhone XS」「iPhone XR」でも撮影していますので、格安スマホ比較の項目で、今後、徐々に比較記事を増やしていきたいなと思っています。
【MVNO別】Mate 20 Pro 価格比較
Mate 20 Proを各MVNOの格安SIMで運用する場合の2年総額を比較していきたいと思います。
まず、その前に、Mate 20 Proの端末価格(実質負担額)を比較していきます!
Mate 20 Pro実質負担額比較
Mate 20 Proの実質負担額の比較となります。
Softbankが圧倒的に安いですが、2年総額は圧倒的に高くなります。
次の項目で、2年総額の比較をしていますので、参考にしていただければと思います。
MVNO | Mate 20 Pro 実質負担額 (税込み) |
---|---|
Softbank | 69,120円 |
OCNモバイルONE | 91,584円 |
Amazon | 107,000円 |
NifMo | 108,000円 |
LinksMate | 113,400円 |
楽天モバイル | 114,350円 |
IIJmio | 118,584円 |
Mate 20 Pro2年総額比較
定番人気の「月間3GB+5分 or 10分かけ放題」のプラン構成で2年総額を比較していきたいと思います。
MVNO | 2年総額 (税込み) | 内訳(税込み) | |
---|---|---|---|
月額合計 | 端末代金 | ||
OCNモバイルONE | 163,937円 | 72,353円 | 91,584円 |
NifMo | 174,225円 | 66,225円 | 108,000円 |
楽天モバイル | 181,519円 | 67,169円 | 114,350円 |
IIJmio | 185,235円 | 66,651円 | 118,584円 |
LinksMate | 187,872円 | 74,472円 | 113,400円 |
Softbank | 266,241円 | 197,121円 | 69,120円 |
OCNモバイルONEが最安値となりました!
Mate 20 Proのようなハイエンドモデルの取扱いこそありませんが、
「マンスリー割」のおかげで540円で購入できる「R17 neo」「nova lite 3」のような「UQモバイル端末」はやはりコスパ面で魅力的です。
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