Huawei「Mate 20 lite」と「nova 3」のスペック比較・2年総額比較・コスパ比較をお届けしていきます。
実売42,984円の「Mate 20 lite」と実売3万円前後の「nova 3」を比較していきます。
スペック比較・実質負担額比較をしながら、両機のコスパを比較検証!
スペック比較│Mate 20 lite VS nova 3
実売4万円のHUAWEI「Mate 20 lite」と実質3万円前後「nova 3」のスペックを比較してみましょう!
「Mate 20 lite」の最安値はビックカメラの42,984円、「nova 3」の最安値はOCNモバイルONEの29,808円!
「Mate 20 lite」と「nova 3」の主要スペックを比較していきたいと思います!
スペック比較 | Mate 20 lite (SNE-LX2) | nova 3 (ANE-LX2J) |
---|---|---|
発売日 | 2018年11月30日 | 2018年10月5日 |
サイズ(mm) | 158.3×75.3×7.6 | 157×73.7×7.3 |
重量 | 172g | 166g |
画面サイズ | 6.3インチ | |
画面種別 | TFT液晶 | |
画面解像度 | FHD+ (2,340×1,080) | |
OS | Android 8.1 | |
CPU | Kirin 710 | Kirin 970 |
CPUコア数 | 8コア(オクタコア) | |
RAM | 4GB | |
ROM | 64GB | 128GB |
アウトカメラ | 2,000万画素+ 200万画素 | 2,400万画素+ 1,600万画素 |
インカメラ | 2,400万画素+ 200万画素 | |
外部メモリ | micro SDカード | |
バッテリー容量 | 3,750mAh | |
急速充電 | 最大18W (HUAWEI独自) QC非対応 USB PD非対応 | |
充電端子 | USB Type-C | |
Wi-Fi | 802.11 a/b/g/n/ac | |
Bluetooth | Bluetooth Ver4.2 aptX,aptX HD, HWA対応 | |
テザリング | 対応 | |
防水 | 非対応 | |
防塵 | 非対応 | |
耐衝撃 | 非対応 | |
おサイフケータイ | 非対応 | |
ハイレゾ | 対応 | |
イヤホンジャック | 搭載 | |
ワンセグ・フルセグ | 非対応 | |
生体認証 | ・顔認証 ・指紋認証 | |
SIMサイズ | nano SIM×2 | |
DSDS/DSDV | DSDV対応 |
スペックの違いまとめ
2018年10月発売の「nova 3」と、その1ヶ月後に発売となった「Mate 20 lite」のスペックを比較していきます。
左:Mate 20 lite 右:nova 3
ディスプレイ比較
ディスプレイ 比較 | Mate 20 lite | nova 3 |
---|---|---|
サイズ | 6.3インチ | 6.3インチ |
種別 | TFT液晶 | TFT液晶 |
解像度 | FHD+ (2,340×1,080) | FHD+ (2,340×1,080) |
どちらも6.3インチ液晶で、解像度も一緒です。
上位モデルの「P20 Pro」「Mate 10 Pro」などは有機ELディスプレイを採用していますが、「Mate 20 lite」「nova 3」はどちらもTFT液晶となっています。
SoC比較(CPU/GPU)
国産スマホを始め、Androidスマホの多くが「Qualcomm」製のSoCを採用していますが、
Huawei製スマホでは、Huawei子会社「HiSilicon」製のSoC「Kirinシリーズ」を採用しています。
SoC比較 | Mate 20 lite | nova 3 |
---|---|---|
搭載SoC | Kirin 710 | Kirin 970 |
CPUコア数 | 8コア | |
CPU 動作周波数 | 2.2GHz + 1.7GHz | 2.36GHz + 1.8GHz |
CPUコア | A73/A53 | A73/A53 |
GPU | Mali-G51 MP4 | MaliーG72 |
「Kirin710」と「Kirin 970」のベンチマークスコアを比較すると、「nova 3」搭載の「Kirin 970」の方が20~30%スコアが高くなっています。
処理能力を求める方には、「Mate 20 lite」より「nova 3」の方が良いでしょう。
GPUに関しては、「Mate 20 lite」がARM製「Mali-G51 MP4」、「nova 3」がARM製「MaliーG72」となっており、グラフィック性能は、「nova 3」の方が10~20%ほど高くなっています。
メモリ・ストレージ比較
メモリ ストレージ 比較 | Mate 20 lite | nova 3 |
---|---|---|
RAM | 4GB | |
ROM | 64GB | 128GB |
メモリ容量は「Mate 20 lite」「nova 3」ともに、4GBメモリを搭載。
日常使用においては、容量不足を感じることはないです。
ストレージは「Mate 20 lite」が64GB、「nova 3」が128GBと差があります。
どちらもmicro SDスロットを搭載していますので、ストレージ容量の拡張に対応していますので、64GBの「Mate 20 lite」でも、そこまで不都合は感じないかもしれません。
アウトカメラ比較
アウトカメラ 比較 | Mate 20 lite | nova 3 |
---|---|---|
カメラ構成 | デュアルカメラ | |
画素数 | 2,000万画素+ 200万画素 | 2,400万画素+ 1,600万画素 |
F値 | 1.8 | |
AIオート | 対応 |
「Mate 20 lite」は、深度測定用サブカメラを搭載したデュアルレンズ構成、
「nova 3」は、カラーセンサーとモノクロセンサーのデュアルレンズ構成、
それぞれ設計思想が異なりますが、F値の違いからも暗所撮影含め全体的な画質・解像感では「nova 3」が上す。
同じ画角でキーボードを撮影してみました。
カメラ画質の比較
どちらも「写真モード」で中央にフォーカスをあてて撮影。
「Mate 20 lite」の画質
オートホワイトバランスの色温度が低めで全体的に黄色みがかっており、キーボードの文字も判読が困難。
全体的に潰れがちな印象ですね。フォーカス云々の問題ではなく、AIによるベタ塗りが強すぎて台無しな印象です。
「nova 3」の画質
オートホワイトバランスもばっちり、パンフォーカスで細部の解像感も出ています。
Mate 20 liteと比較するとキーボードの印字の判読も圧倒的に容易ですね。
インカメラ比較
インカメラ 比較 | Mate 20 lite | nova 3 |
---|---|---|
カメラ構成 | デュアルカメラ | シングルカメラ |
画素数 | 2,400万画素+ 200万画素 | |
F値 | 2.0 |
インカメラは、どちらもデュアルレンズ構成。
生体認証比較
生体認証 比較 | Mate 20 lite | nova 3 |
---|---|---|
指紋認証 | 対応 | |
顔認証 | 対応 | |
センサー位置 | 背面 |
生体認証は、「Mate 20 lite」「nova 3」ともに、顔認証と指紋認証に対応。
どちらとも、背面に指紋認証センサーを配置。
その他機能比較
その他機能 比較 | Mate 20 lite | nova 3 |
---|---|---|
DSDV | 対応 | |
ハイレゾ | 対応 | 非対応 |
防水 | 非対応 | |
防塵 | 非対応 | |
おサイフケータイ | 非対応 | |
ワンセグ | 非対応 |
「Mate 20 lite」はハイレゾ再生(FLJAC)に対応していますが、「nova 3」はハイレゾ非対応となっています。
その他、防水・防塵・おサイフケータイ・ワンセグは、両モデルとも非対応となっています。
Huaweiではdocomo版「P20 Pro(HW-01K)」のみ、おサイフケータイ対応で、その他モデルは全て非対応となっています。
端末価格・実質負担額比較│Mate 20 lite VS nova 3
「Mate 20 lite」と「nova 3」の端末価格・実質負担額の比較をしていきましょう!
「Mate 20 lite」の価格、「nova 3」の価格順に並べています。
MVNO | Mate 20 lite | nova 3 |
---|---|---|
ビックカメラ | 42,984円 | 33,739円 |
OCNモバイルONE | 取扱なし | 29,808円 |
BIGLOBE(au) | 取扱なし | 47,424円 |
BIGLOBE(docomo) | 取扱なし | 47,424円 |
NifMo | 取扱なし | 52,800円 |
IIJmio | 取扱なし | 53,784円 |
mineo | 取扱なし | 53,784円 |
楽天モバイル | 取扱なし | 53,870円 |
DMMモバイル | 取扱なし | 59,184円 |
イオンモバイル | 取扱なし | 62,424円 |
UQモバイル | 取扱なし | 取扱なし |
Y!mobile | 取扱なし | 取扱なし |
LINEモバイル | 取扱なし | 取扱なし |
「Mate 20 lite」はビックカメラグループである、「ビックカメラ」「ソフマップ」「コジマ」限定での販売となり、各店のポイントが10%(4,298ポイント)還元されます。
「nova 3」は、人気端末だけあって取扱MVNOの数も圧倒的です。
OCNモバイルONEなら、3万円を切る価格で「nova 3」が購入可能で、かなり良い感じです。
2年総額比較│Mate 20 lite VS nova 3
一番人気の「3GB+5分かけ放題」の音声通話SIMプランというモデルケースで、「Mate 20 lite」と「nova 3」の2年総額を比較していきたいと思います。
「Mate 20 lite」は3GBプラン最安値の「DMMモバイル」、「nova 3」はUQモバイル独占端末ですのでUQモバイルという条件で比較していきます。
計算式=初期費用+月額料金24ヶ月分+端末代金+消費税
※ユニバーサルサービス料は含んでいません。(月額2円前後)
Mate 20 liteの2年総額・維持費が安い順にソート
2年総額(税込み) | Mate 20 lite | nova 3 |
---|---|---|
UQモバイル | 99,416円 | 取扱なし |
DMMモバイル | 107,561円 | 123,761円 |
mineo(au) | 107,643円 | 118,443円 |
NifMo | 109,209円 | 119,025円 |
イオンモバイル | 109,209円 | 128,649円 |
Y!mobile | 109,425円 | 取扱なし |
BIGLOBE(au) | 109,635円 | 114,075円 |
BIGLOBE(docomo) | 109,635円 | 114,075円 |
IIJmio(docomo) | 109,635円 | 120,435円 |
IIJmio(au) | 109,648円 | 120,448円 |
mineo(docomo) | 110,096円 | 120,896円 |
楽天モバイル(docomo) | 110,153円 | 121,039円 |
楽天モバイル(au) | 110,166円 | 121,039円 |
LINEモバイル(docomo) | 113,270円 | 取扱なし |
LINEモバイル(Softbank) | 113,270円 | 取扱なし |
OCNモバイルONE | 115,337円 | 102,161円 |
mineo(Softbank) | 119,163円 | 129,963円 |
「Mate 20 lite」では、最大10,000円の「UQモバイルキャンペーン」の恩恵もあり「UQモバイル」が最安値となっています。
「nova 3」では、端末価格の安い「OCNモバイルONE」が102,161円の2年総額で最安値に。
2018年末時点では、「nova 3」のヤフオクでの取引相場は45,000円となっていて、UQモバイルの「おしゃべりプランS・ぴったりプランS」で運用する場合、2年総額100,641円(45,000円で落札できた場合)となり、OCNモバイルONEと同等の2年総額となります。
正直、実行速度を比較すると、通常のMVNOと「UQモバイル」「Y!mobile」では圧倒的な開きがありますので、2年総額が近いなら、「UQモバイル」「Y!mobile」といったキャリアのサブブランドの方がオススメです。
コスパ比較│Mate 20 lite VS nova 3
上記でご紹介した通り、月間3GB+5分 or 10分かけ放題と初期費用・端末代金まで全てコミコミの金額で、
「Mate 20 lite」は「UQモバイル」での運用が最安値で2年総額99,416円。
「nova 3」は「UQモバイル」「OCNモバイルONE」での運用が最安値で2年総額102,000円。
両機種の維持費の差額は2年間で約3,500円のみ。
本体サイズ・搭載ディスプレイ等、基本スペックに共通項が多いですが、「処理能力の差」と「カメラ画質の大きな差」と「ストレージ容量差」、この3つを鑑みると、もはや「Mate 20 lite」を選択するメリットはほぼ無いといっても良いかと思います。
「Mate 20 lite」が唯一勝っている点としては、「FLAC対応」という点。
FLAC音源で音楽を視聴される方以外にとっては、スペック・処理能力など、すべてにおいて「nova 3」が優っていると言っても過言ではない状況です。
デザインやカラーバリエーションも異なりますので、あとは皆様のご判断で!
「Mate 20 lite」同等程度の性能を求める方には「R17 neo」の方が断然コスパが良いです。
UQモバイルでの「R17 neo」運用の場合には、2年総額で58,972円となり、「Mate 20 lite」や「nova 3」よりも2年間で40,000円ほど安く維持できます。
それでいて、「ディスプレイ内指紋認証センサー」「有機ELディスプレイ」搭載ですから、コスパは相当良いです。
「もっと性能が悪くても良いから、安い機種が良い!」ということであれば、「P20 lite」が、上記と同条件で2年総額58,540円となります!安い!
その他にも、「マンスリー割」適用で、108円・540円で購入できる通称「0円スマホ」が豊富に揃っているので、「UQモバイル端末」はやはり魅力的!
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