意外と知られていないデータ容量「無期限繰り越し」対応のUQモバイル。地味に凄いぞ!
最大20,000円相当(不課税)「UQモバイルキャンペーン」ももらえるUQモバイルの繰り越しとデータ消費の順番を完全解説!
UQモバイルの「データ繰り越し」を完全解説!
「UQモバイルとY!mobileを比較」した際に挙げられるのが、UQモバイルしかデータ繰り越しに対応していないということ。
今回、意外と知られていない、UQモバイルのデータ繰り越しとデータ消費の順番について解説していきます。
基本容量部分のデータ繰り越し
月額料金に含まれている基本容量部分のデータに関しては、翌月繰り越し対応です。
使い切れなくて余ってしまっても、翌月に繰り越せます。
ただし、翌月末にリセットされますので、2ヶ月以上の繰り越しはできません。
プラン別のデータ容量をおさらい
プラン別の基本容量は下記の通りです。
データ高速プランは、月間3GBで「増量オプション」は契約不可となっています。
プラン | 基本容量 | 増量時 | |
---|---|---|---|
追加容量 | 合計 | ||
スマホプランS | 3GB | 1GB | 4GB |
スマホプランR | 10GB | 2GB | 12GB |
スマホプランM (新規受付終了) | 9GB | 3GB | 12GB |
スマホプランL (新規受付終了) | 14GB | 3GB | 17GB |
データ高速 | 3GB | – | – |
データ無制限プラン | 無制限 (低速通信) | – | – |
※「スマホプランR」の登場に伴い、「スマホプランM/L」は新規受付終了。
増量オプション分(追加分)のデータ繰り越し
この項目で解説しているのは、基本容量ではなく追加容量の解説となります。
「スマホプラン」で「増量オプション」を契約している方、もしくは、データ容量を追加購入した方が対象となります。
「UQポータルアプリ」や「UQモバイルデータチャージサイト」にて、
追加・購入した容量に関しては、追加日から90日間という期限が設定されています。
しかし!
データ容量を追加する度に、期限が90日に延長されるため、期限内に追加し続ければ、永久繰り越しが可能という素晴らしく偉大なメリットがあります。
通常であれば、追加した分それぞれに90日間の有効期限が適用されるのが一般的ですが、UQモバイルでは、追加した年月日問わず、追加容量に関しては、最終追加日から90日間と一括りに有効期限が設定されているようです。
そのため、60日前に追加したデータ容量だろうと、今日追加したデータ容量だろうと、ひっくるめて最後の追加日から90日間という有効期限の設定になっています。つまり、90日以上間隔を空けずに、データ追加し続ければ実質無期限!
つまりは、実質無期限!
「スマホプラン」「おしゃべりプラン(旧プラン)」「ぴったりプラン(旧プラン)」契約で、「増量オプション」を契約されている方であれば、無料の追加容量が毎月付与されますから、誰もが毎月1回は容量追加を行います。タダですからね!
毎月毎月容量追加を行うということは、追加分の容量の期限が毎月毎月1ヶ月先延ばしになっていきますので、追加容量の消費期限は無期限!
データ繰り越しで実質無期限なのは、UQモバイルだけです。
【プラン別】データ容量繰り越し解説
プラン別で、容量消費に関して、完全解説していきます。
基本容量だけで追加分のない「データ高速プラン」と、基本容量に加えて追加容量のある「スマホプラン」の2つに分けて解説していいます。
※「データ無制限プラン」に関しては、そもそも低速通信限定で、高速データ容量の概念が無いため、割愛します。
データ高速プランのデータ繰り越し
「データ高速プラン」には、月間3GBの容量がついています。
このうち、使いきれなかった容量は翌月繰り越しが可能。
翌月末日に、使いきれなかった前月からの繰越分が削除されます。
スマホプランのデータ繰り越し
スマホプランで「通話オプション」を契約している方の大半が「データ増量キャンペーン」で13ヶ月無料になっているかと思います。
この場合も追加データ容量に関しては「増量オプション」での追加分と同じ扱いとなります。
「増量オプション」を契約すると、各プランに応じた無料の追加容量が毎月付与されます。
追加容量部分は、上でも解説した通り、
最後の追加から90日間繰り越しとなるので、毎月追加する限り永久繰り越しとなります。
下記表の「基本容量」部分は、翌月繰越対応。
下記表の「追加容量」部分は、実質無期限繰越対応。
(最終追加日より90日間)
プラン | 基本容量 | 増量時 | |
---|---|---|---|
追加容量 | 合計 | ||
スマホプランS | 3GB | 1GB | 4GB |
スマホプランM | 9GB | 3GB | 12GB |
スマホプランL | 14GB | 3GB | 17GB |
データ高速 | 3GB | – | – |
データ無制限プラン | 無制限 (低速通信) | – | – |
追加容量が永久繰り越し対応とはいえ、重要になるのが、データ容量消費の順番です。
次の項目で、UQモバイルのデータ消費の順番を解説していきます。
データ消費の順番(基本容量・繰越分・追加分)
最後に、UQモバイルでのデータ容量の消費順序について、解説していきます。
※あくまでUQモバイルのケースですので、他の格安SIMやキャリアでは、同様ではありません。
となっており、当記事でご紹介した永久繰り越しが可能な「追加分」に関しては、最後に消費される形となります。
その為、データ消費を全然しない方であれば、数十GB貯め込むことも可能です。
そもそも消費しないから溜まっているので、そういう人が容量を持て余しても消費する日がくるのかどうかはわかりませんが…。
68.88GB繰り越し中!
筆者の例でいうと、現在74GBほど貯め込んでいます。笑
これが、UQモバイルの実質「無期限データ繰り越し」の実例です。
毎月、「増量オプション」で付与される容量を「まとめてチャージ」しているだけ
普段、スマホをいじるときはWi-Fi環境下が多いのですが、出先でPCをテザリングする際に、UQモバイルの有り余った容量を活用しています。
UQモバイルのデータ容量があまりにも減らない為、「WiMAX」の出番が激減!
今回は、UQモバイルのデータ繰り越しとデータ容量の消費順序についての解説でした。
参考になれば幸いです。
1. 基本容量(前月からの繰越分)
2. 基本容量(当月付与分)
3. 追加分のデータ容量