P30 liteレビュー!HUAWEIの人気スマホ「P」シリーズの特徴からスペック・ベンチマーク・2年総額・実質負担額まで、P30 liteを徹底的にレビューしていきます。
UQモバイル・Y!mobileでは、2019年5月24日から発売の予定でしたが、
2社とも発売を延期し2019年8月8日からの販売開始となりました。
P30 liteレビュー
まずは、Huawei P30 liteをレビューしていきます!
P30 lite契約時にも、「UQモバイルキャンペーン」の適用をお忘れなく!
P30 lite 開封レビュー
今回は、UQモバイル版の「P30 lite」をレビューしていきます。
UQモバイル版とは言え、国内正規品の他社モデルと違いはありません。
au版のみ「P30 lite Premium」ということで、ストレージ増量版となっています。(64GB→128GB)
ストレージ容量以外はすべて一緒となっています。
P30 liteのモデル名は「MAR-LX2J(HWU36)」
手元にあるのはUQモバイル版の為、「UQ mobile」という記載があります。
パッケージの側面にも、「UQ mobile ブルー」と書かれたステッカー。
「Galaxy A30」の用にUQモバイル専用パッケージではなく、ステッカーを貼っているだけですね。
それでは、HUAWEI P30 liteの本体・付属品をレビューしていきましょう!
P30 lite付属品レビュー
P30 liteの付属品一覧がこちら。
左から、
・ACアダプター
・USB Type-Cケーブル
・有線イヤホン
ACアダプターは、18WのHUAWEI QUICK CHARGE対応の急速充電器。
その他の付属品は、左から
・透明フィルムについての注意事項
・P30 liteクイックスタートガイド
・純正クリアケース
・SIMイジェクトピン
クイックスタートガイド
WEB上で詳細な取扱説明書がダウンロード・閲覧できます。
参考:P30 lite取扱説明書
各部の名称やSIMカード・micro SDカードの取り付け方等、基本的な扱い方・操作方法に関する解説が書かれています。
P30 liteの保証書
クイックスタートガイドの最終ページには、保証とアフターサービスに関する記載があります。
P30 liteには保証書が付属しません。
購入時のレシート・納品書等が保証書代わりになるとのこと。
また、保証期間は下記の通りとなっています。
対象 | 保証期間 |
---|---|
P30 lite本体 | 1年間 |
充電器 | 6ヶ月 |
イヤホン | 3ヶ月 |
USBケーブル | 3ヶ月 |
P30 lite本体レビュー
P30 liteの本体をレビューしていきましょう!
今回のモデルは「ピーコックブルー」
UQモバイルで2万円台で購入できる端末にしてはだいぶ高級感あります。
背面は、ブルーとパープルのグラデーション。
光の角度によってグラデーションの色味が変化します。
また、低価格端末でありながら、背面パネルにはガラスを採用。
高級感バッチリです。
違う角度からの1枚。
ボタン配置など
P30 liteの4側面をレビューしていきます。
まず、P30 lite本体右側面には、
電源ボタンと音量調整ボタンを配置。
一般的なAndroidスマホのスタンダードな配置で使いやすいです。
P30 lite本体下部には、
スピーカー・マイク・USB Type-Cソケット・イヤホンジャックを配置。
本体左側面には、何もなし!
本体上部には、セカンドマイクとSIMスロットを配置。
P30 lite SIMトレー
P30 liteのSIMトレーがこちら。
デュアルSIMスロットとなっています。
セカンダリースロットは、micro SDとの共用スロット(排他的利用)の為、
DSDVとmicro SDの併用はできません。
DSDVを取るか、micro SD利用を取るか、どちらかしか選択できません。
OPPO「R17 neo」であれば、トリプルスロット搭載のため、DSDV+micro SDという利用ができます。
P30 lite ホーム画面
P30 lite(UQモバイル版)のホーム画面がこちら。
「UQライフ」「メール」「ポータルアプリ」「あんしんフィルター」「Wowma!」などのUQモバイル・au系アプリがプリインストールされています。
こうしてみると、しずく型ノッチデザインと端末下部も狭額縁になっている為、本体サイズに対する画面占有率はかなり高いですね。
P30 lite スペック表
P30 liteのスペック表がこちらになります。
Huawei P30 liteスペック | |
---|---|
カラー | ・ミッドナイトブラック ・パールホワイト ・グラディエントブルー |
サイズ(mm) | 152.9×72.7×7.4 |
重量 | 159g |
画面サイズ | 6.15インチ |
画面種別 | LED IPS液晶 |
画面解像度 | 2,312×1,080(フルHD+) |
OS | Android 9.0 Pie EMUI9.0.1 |
SoC | Kirin 710 |
CPUコア数 | 8コア(オクタコア) |
GPU | Mali-G51 MP4 |
RAM | 4GB |
ROM | 64GB(UQモバイル/Y!mobile版) 128GB(au版) |
メインカメラ | トリプルカメラF1.8 広角2,400万画素+ 超広角800万画素+ 深度測定200万画素 LEDフラッシュ 13mm超広角撮影対応 |
フロントカメラ | 3,200万画素 F2.0 |
カメラ機能 | 像面位相差AF AIカメラ シーン自動認識 電子手ぶれ補正 |
外部メモリ | micro SD(最大512GB) |
バッテリー容量 | 3,340mAh |
連続待受時間 | |
連続通話時間 | |
充電端子 | USB Type-C |
急速充電 | 5V2A(10W) Huawei FCP対応(18W) |
無線充電 | 非対応 |
Wi-Fi | 802.11 a/b/g/n/ac |
Bluetooth | Bluetooth 4.2 aptX HD、HWA対応 |
テザリング | 対応 |
衛星測位 | GPS、AGPS、GLONASS、BeiDou |
生体認証 | 顔認証・指紋認証 |
防水 | 非対応 |
防塵 | 非対応 |
耐衝撃 | 非対応 |
おサイフケータイ | 非対応 |
ハイレゾ | 非対応 |
イヤホンジャック | 搭載 |
ワンセグ・フルセグ | 非対応 |
SIMサイズ | nano SIM |
SIMスロット | デュアルスロット nano SIM × 1 nano SIM or micro SD × 1 |
DSDS・DSDV | DSDV対応 |
VoLTE | |
対応バンド | ※以下、シンガポール版の情報 LTE:B1/3/5/7/8/28/34/38/39/40/41 W-CDMA(3G):B1/2/5/8 TD-SCDMA(3G): B34 / B39 GSM:B2/3/5/8 CA:2CA ※TD-SCDMA(3G)は、 プライマリースロットのみ対応 |
各社VoLTE・CAにも対応し、デュアルスロット搭載。
スペック総評
「P30 lite」のスペック詳細を項目別にレビューしていきます。
5GHz帯のWi-Fiにも対応
「P20 lite」では、2.4GHz帯のWi-Fiのみに対応となっており、5GHz帯のWi-Fi規格に対応していませんでした。
今作「P30 lite」より、5GHz帯のWi-Fi規格にも対応!
地味に嬉しい進歩と言えます。
防水・防塵は非対応
また、「防水・防塵」非対応は海外製SIMフリースマホのスタンダードとも言えますし、やはり防水・防塵対応スマホを選ぶなら、国産スマホを視野に入れましょう!
ASUS・OPPO・HUAWEIなどは、キャリアモデルを除き、基本的に防水・防塵非対応のモデルが大半です。
「AQUOS sense 2」なら、防水・防塵・おサイフケータイ対応と、さすがは国産メーカー。日本人のニーズを隙なく捉えています。
画面内指紋認証センサーは非搭載
「R17 Pro」「R17 neo」「Mate 20 Pro」で話題となった、「画面内指紋認証センサー」は搭載されず、「P30 lite」には従来型の指紋認証センサーが本体背面に搭載されています。
「P30 lite」の上位モデル「P30」と「P30 Pro」には、「画面内指紋認証センサー」を採用しています。
P20 lite比で11%大容量化したバッテリー
P30 liteは、3,340mAhのバッテリーを搭載し、前作P20 liteの3,000mAhから大幅に向上しています。
バッテリーのベンチマークスコアに期待です。
DSDS・DSDV対応!
P30 liteは、DSDS・DSDV対応となっています。
P30 liteのSIMトレーは、デュアルSIMトレーとなっており、micro SDカードを利用する場合、DSDV利用不可となりますので、ご注意ください。
「R17 neo」・「ZenFone Max M2」・「ZenFone Max Pro M2」といったモデルでは、トリプルスロットが採用されており、micro SD利用時でもDSDVでの利用が可能です。
P30 liteはデュアルスロットの為、micro SDを利用するか、DSDVを利用するかのいずれか一択となります。
felica非搭載(おサイフケータイ非対応)
P30 liteは、おサイフケータイに対応していません。
その為、モバイルSuica・楽天Edy・nanacoモバイル・WAON等の電子マネーは利用できません。
NFCは搭載しているので、端末間通信等は可能ですが、Felicaを搭載していない為、電子マネー決済非対応となっています。
電子マネーを利用される方には、おサイフケータイ対応の「AQUOS sense 2」や「iPhone 7」がオススメです。
バッテリー持ちの比較
「P30 lite」とUQモバイルの人気機種、OPPO「R17 neo」とSHARP「AQUOS sense 2」の3機種で、バッテリーベンチマークのスコア比較をしてみました。
バッテリー持ち 比較 | P30 lite | R17 neo | AQUOS sense 2 |
---|---|---|---|
バッテリー容量 | 3,340mAh | 3,600mAh | 2,700mAh |
Work 2.0 Battery life | 12h52m | 9h54m | 9h33m |
Work Battery life | 10h24m | 10h59m | 11h14m |
P30 liteのコスパはどうなの?
P30 liteの実売価格は28,800円。
2万円台のスマホとしては、かなりコスパが良い部類です。
Huaweiじゃなくて国内メーカーのスマホだったら、激しく推奨するぐらいのコスパの良さではあります。笑
カメラも安定のAI処理で、手動での画像加工を必要としないビビッドな色付けで、素人目にきれいな写真が撮れるのはHUAWEI端末の魅力。
逆にいうと、自分で色調補正したい方などは好きじゃないかと思います。
前モデル、「P20 lite」も併売されてきましたが、既に販売終了となっております。
docomo・au・Softbank系MVNOで使える?対応バンドとVoLTE
docomo系格安SIM・au系格安SIM・Softbank系格安SIMでの利用可否をまとめました。
「P30 lite」を購入して、docomo系格安SIMやSoftbank系格安SIMで使うのもアリですね!
au系格安SIMの利用可否
「P30 lite」は、UQモバイル/mineo/IIJmio/BIGLOBEモバイル/楽天モバイル/イオンモバイル等のau系格安SIMでも使えます。
参考:auバンド
au 4G/ LTEバンド | P30 lite | 備考 |
---|---|---|
1 | 2.1GHz | |
11 | 1.5GHz | |
18 | 800MHz | |
26 | 800MHz バンド18を内包 | |
28 | 700MHz | |
41 | 2.5GHz | |
42 | 3.5GHz |
docomo系格安SIMの利用可否
docomo系MVNOで必須となるバンドは抑えている為、楽天モバイルやmineo・IIJmio・OCNモバイルONE・NifMoなどでも使えます。
Softbank系格安SIMの利用可否
Softbank系MVNOで必須となるバンドは抑えている為、LINEモバイルやmineo・U-mobile・nuroモバイルなどでも使えます。
Y!mobileの利用可否
Y!mobileで必須となるバンドは抑えている為、問題なく使えます。
海外での利用について
UQモバイル版の「P30 lite」は日本国内向けモデルですが、
SIMフリーとなっていますので、海外の現地SIM利用も可能です。
P30 lite ベンチマーク
各種人気ベンチマークアプリでのHuawei P30 liteのベンチマークスコアをまとめてレビューしていきます。
Antutu
スマホ性能を総合的に計測する「Antutu Benchmark」での「P30 lite」のベンチマークスコアがこちら。
中国の「Beijing Antutu Technology」製のベンチマークソフト。
ベンチマーク | スコア | |
---|---|---|
総合 | 115,739 | |
CPU | 総合 | 50,165 |
演算処理 | 10,063 | |
一般使用 | 7,376 | |
マルチコア | 32,726 | |
GPU | 総合 | 24,232 |
3D Marooned | 4,415 | |
3D Coastline | 6,518 | |
3D Refinery | 13,299 | |
UX | 総合 | 31,773 |
データセキュリティ | 5,245 | |
データ処理 | 7,506 | |
画像処理 | 6,581 | |
UXスコア | 12,441 | |
MEM | 総合 | 9,569 |
RAM | 2,479 | |
ROM | 7,090 |
Geekbench 4 Pro
CPU性能を中心に測定する「GeekBench 4 Pro」での「P30 lite」のベンチマークスコアがこちら。
カナダのPrimate Labs製のベンチマークスコアでCPUの処理能力の測定に特化。
ベンチマーク | スコア |
---|---|
Single Core Score | 1,323 |
Multi Core Score | 4,879 |
OpenCL | 3,307 |
RenderScript | 2,609 |
3D Mark
グラフィック性能を測る「3DMark」での「P30 lite」のベンチマークスコアがこちら。
フィンランドの「Futuremark」社製のベンチマークソフト。
ベンチマーク | スコア |
---|---|
Ice Storm Unlimited | 15,804 |
Ice Storm Extreme | MAX |
Sling Shot | 854 |
Sling Shot Extreme Open GL ES3.1 | 831 |
Sling Shot Extreme Vulkan | 1,192 |
API OVERHEAD OpenGL ES3.0 | 56,674 |
API OVERHEAD Vulkan | 268,411 |
PCMark
スマホ性能を総合的に計測する「PC Mark」での「P30 lite」のベンチマークスコアがこちら。
開発元は、「3DMark」と同じフィンランドのFuturemark。
ベンチマーク | スコア |
---|---|
Work 2.0 Performance | 5,910 |
Work 2.0 Battery life | 12h52m |
Computer Vision | 3,146 |
Storage | 測定不能 |
Work Performance | 7,544 |
Work Battery life | 10h24m |
P30 lite価格比較
人気のMVNOでP30 liteを利用した場合の2年総額をまとめました。
P30 lite実質負担額
P30 lite実売価格をまとめました。
Amazonの価格に関しては、日々値下げが入りますので、下記リンクより最新の価格をご確認ください。
OCNモバイルONEが圧巻の安さ!ただし、音声通話SIMとのセット契約が必須条件です。
大手小売店の中ではAmazonの25,340円が最安値となっています。
(Amazonの販売価格は日々変動しますので、最新の価格は下記リンクよりご確認ください。)
販売店 | P30 lite 販売価格 |
---|---|
UQモバイル | 販売終了 |
OCNバイルONE | 12,800円 |
IIJmio | 22,800円 |
Amazon | 25,340円 |
ノジマ | 27,510円 |
Joshin | 27,510円 |
ソフマップ | 28,059円 |
ビックカメラ | 28,060円 |
ヨドバシカメラ | 28,060円 |
BIGLOBEモバイル | 28,800円 |
カメラのキタムラ | 29,300円 |
Linksmate | 29,800円 |
mineo | 32,400円 |
イオンモバイル | 32,780円 |
LINEモバイル | 32,780円 |
楽天モバイル | 32,880円 |
P30 lite含め、UQモバイル取扱い全端末の価格比較・スペック比較はこちら!
参考:UQモバイル端末
P30 liteの2年総額
P30 lite を取り扱っていないMVNOでは、AmazonでP30 liteを購入する形でシミュレーションしていきます。(29,970円)
MVNO | プラン | 2年総額 |
---|---|---|
UQモバイル | プランS | 71,020円 |
OCNモバイルONE | 3GBプラン | 79,794円 |
IIJmio (docomo回線) | 3GBプラン | 91,514円 |
IIJmio (au回線) | 3GBプラン | 91,526円 |
BIGLOBEモバイル (docomo回線) | 3GBプラン | 91,684円 |
BIGLOBEモバイル (au回線) | 3GBプラン | 91,684円 |
楽天モバイル (docomo回線) | 3.1GBプラン | 92,174円 |
楽天モバイル (au回線) | 3.1GBプラン | 92,186円 |
mineo (au回線) | 3GBプラン | 92,270円 |
NifMo | 3GBプラン | 92,431円 |
イオンモバイル (docomo回線) | 4GBプラン | 94,120円 |
イオンモバイル (au回線) | 4GBプラン | 94,120円 |
mineo (docomo回線) | 3GBプラン | 94,541円 |
LINEモバイル (docomo回線) | 3GBプラン | 97,960円 |
LINEモバイル (au回線) | 3GBプラン | 97,960円 |
LINEモバイル (Softbank回線) | 3GBプラン | 97,960円 |
mineo (Softbank回線) | 3GBプラン | 102,937円 |
3GB+5分 or 10分かけ放題のプランで算出
初期費用+月額料金24ヶ月分+端末代金-各種割引