ZenFone 6(ゼンフォン6)のレビューから、最安値・2年総額比較まで、ASUS「ZenFone 6」を徹底的に解剖しながら、レビューをお届けしていきます!
ASUSのZenFoneシリーズと言えば、今までミドルレンジモデルとしての立ち位置でしたが、今作「ZenFone 6」では、キャリアのフラッグシップモデルと同じSoC(CPU)を搭載し、処理能力はフラッグシップモデルと同等のハイエンドモデル。
7万円台という価格帯でありながら、キャリアを代表するスマホと同等の処理能力を有しています。
実際に使ってみてカメラの画質の良さにもビックリ!
ZenFone 6レビュー
まず、「ZenFone 6」の価格比較からご紹介していきます。
UQモバイル端末の中には、ZenFone 6のようなハイエンドモデルはラインナップはありませんので、
UQモバイルなどの格安SIMでハイエンドスマホを使いたい!という場合には、最適な一台でしょう!
まずは、スペックを大まかにおさらいしてから、ZenFone 6実機の開封レビューをお届けしていきます!
スペック
「ZenFone 6」のスペックをまとめました。
「ZenFone 6」のスペック・実機レビューをご紹介した後に、前モデル「AQUOS sense」との違いをレビューしていきます。
| AQUOS Sense2スペック表 | |
|---|---|
| カラー | ・ トワイライトシルバー ・ミッドナイトブラック |
| 型番 | 【128GBモデル】 ブラック:ZS630KL-BK128S6 シルバー:ZS630KL-SL128S6 【256GBモデル】 ブラック:ZS630KL-BK256S8 シルバー:ZS630KL-SL256S8 |
| 発売日 | 2019年8月23日 |
| サイズ(mm) | 159.1×75.4×9.1 |
| 重量 | 約190g |
| 画面サイズ | 約6.4インチ |
| 画面種別 | 液晶(IPS) Corning® Gorilla® Glass 6 |
| 画面解像度 | FHD+(2,340×1,080) |
| OS | Android 9 |
| CPU | Snapdragon 855 |
| CPUコア数 | 8コア |
| GPU | Adreno 640 |
| RAM | 6GB(128GBモデル) 8GB(256GBモデル) |
| ROM | 128GB / 256GB |
| メインカメラ | デュアルLEDフラッシュ レーザーオートフォーカス 【標準カメラ】 4,800万画素 【広角カメラ】 1,300万画素 |
| インカメラ | インカメラなし フリップカメラ |
| メインカメラ(動画) | |
| インカメラ(動画) | |
| 外部メモリ | micro SDカード (最大2,048GB) |
| バッテリー容量 | 5,000mAh |
| 急速充電 | 最大18Wの急速充電に対応 ・USB PD対応 ・Quick Charge 4.0対応 |
| 充電端子 | USB Type-C |
| Wi-Fi | 802.11 a/b/g/n/ac |
| Bluetooth | Bluetooth Ver 5.0 |
| テザリング | 対応 |
| 衛星測位 | GPS,GLONASS,BDS, Galileo,QZSS(みちびき) |
| 防水 | – |
| 防塵 | – |
| 耐衝撃 | – |
| おサイフケータイ | – |
| ハイレゾ | 対応 |
| イヤホンジャック | 搭載 |
| ワンセグ・フルセグ | – |
| 生体認証 | 顔認証・指紋認証 |
| SIMサイズ | nano SIM |
| DSDS/DSDV | 対応 |
| 対応バンド | FDD-LTE : B1/2/3/4/5/7/8/18/19/26/28 TD-LTE : B38/39/41/46 WCDMA (B1/B2/B3/B4/B5/B6/B8/B19) GSM/EDGE (850/900/1,800/1,900MHz) キャリアアグリゲーション対応 : 5CA(下り) / 2CA(上り) |
ZenFone 6のスペックは、「Xperia 1」「AQUOS R3」「Galaxy S10」といったキャリアのフラッグシップモデル同等のハードウェアスペックとなっています。
唯一、キャリアのフラッグシップモデルより劣る点としては、
防水非対応・おサイフケータイ非対応という点でしょうか。
また、ワンセグ・フルセグにも非対応となっています。
ZenFone 6開封レビュー

「ZenFone 6」のレビューを早速!
ZenFone6 128GB トワイライトシルバー(ZS630KL-SL128S6)を開封しながら、レビューしていきます!

ZenFone 6付属品レビュー
ZenFone 6の付属品を見ていきましょう。

ZenFone 6 充電器
ZenFone 6付属のASUS純正充電器は、最大18W対応の急速充電器となっています。
ZenFone 6は、QC4.0・USB PDに対応していますので、手持ちのUSB PD充電器などでも急速充電が可能です。
ちなみに、ZenFone 6は無線充電(Qi)には対応していません。

ZenFone 6純正クリアケース
こちらがZenFone 6付属の純正クリアカバー。
フリップカメラ部分が大きく型取られた形状が独特ですね!

ZenFone 6 説明書・保証書
ZenFone 6に付属してくる書類は以下の3つ
・ZenFone 6ユーザーガイド(取扱説明書)
・保証書
・必ず初めにお読みください。

ZenFone 6 本体レビュー
それでは、ZenFone 6本体のレビューをしていきましょう!
今回はトワイライトシルバーを購入していますので、
トワイライトシルバーの色味の参考にもなればと思います。

こちらが、ZenFone 6のホーム画面。
フリップカメラの採用で、インカメラを廃止できたので、全画面液晶となっています。
画面占有率は、Zenfone 5から、圧倒的に向上しているのがパッと見でもわかりますね!

ZenFone 6本体下部には、USB Type-Cポート・イヤホンジャックを搭載。
写真の左側の穴はスピーカー、その横の小さな穴はマイクとなっています。

ZenFone 6本体右側面には、電源ボタンと音量調節ボタン。

ZenFone 6本体上部には、イヤホンジャックを配置。
昨今、イヤホンジャックの廃止が進む中、イヤホンジャック搭載は有り難し!

本体左側面には、SIMトレーを配置。
結構、長めのSIMピンじゃないとSIMトレーが取り出せないので、
いつも使っているSIMピンがある方は、ASUS純正のSIMピンを使うか、事前に相性を確認しておきましょう。

ZenFone 6SIMトレー
ZenFone 6のSIMトレーがこちら。(トリプルスロット)
nano SIMスロットが2つ。
micro SDスロットが1つ。
DSDV+micro SD利用が可能です。
一見、スロットが2つしか無いように見えますが、
写真左側のスロットにnano SIMが2枚
写真右側のスロットにmicro SDが1枚
という構成でトリプルスロットとなっています。

DSDV+micro SD利用をしたいという方には、トリプルスロットを搭載したスマホが必須ですが、
現状、あまり多くありません。
おそらく、日本で国内正規品として販売されているスマホの中では、
ZenFone 6とR17 neoぐらいではないでしょうか。
ZenFone 6 ベンチマークスコア
ZenFone 6のベンチマークスコアをまとめてご紹介していきます。
Antutu
スマホ性能を総合的に計測する「Antutu Benchmark」での「ZenFone 6」のベンチマークスコアがこちら。
中国の「Beijing Antutu Technology」製のベンチマークソフト。
| ベンチマーク | スコア | |
|---|---|---|
| 総合 | 335,478 | |
| CPU | 総合 | 98,322 |
| 演算処理 | 24,412 | |
| 一般使用 | 14,849 | |
| マルチコア | 59,061 | |
| GPU | 総合 | 156,811 |
| 3D Marooned | 28,762 | |
| 3D Coastline | 57,074 | |
| 3D Refinery | 70,975 | |
| UX | 総合 | 66,911 |
| データセキュリティ | 8,505 | |
| データ処理 | 17,242 | |
| 画像処理 | 21,916 | |
| UXスコア | 19,248 | |
| MEM | 総合 | 13,434 |
| RAM | 3,773 | |
| ROM | 9,661 | |
Geekbench 4 Pro
CPU性能を中心に測定する「GeekBench 4 Pro」での「ZenFone 6」のベンチマークスコアがこちら。
カナダのPrimate Labs製のベンチマークスコアでCPUの処理能力の測定に特化。
| ベンチマーク | スコア |
|---|---|
| Single Core Score | 3,457 |
| Multi Core Score | 10,450 |
| OpenCL | 14,339 |
| RenderScript | 6,698 |
| Battery Score | 8,430 Medium |
3D Mark
グラフィック性能を測る「3DMark」での「ZenFone 6」のベンチマークスコアがこちら。
フィンランドの「Futuremark」社製のベンチマークソフト。
| ベンチマーク | スコア |
|---|---|
| Ice Storm Unlimited | 67,398 |
| Ice Storm Extreme | MAX |
| Sling Shot | 7,377 |
| Sling Shot Extreme Open GL ES3.1 | 5,630 |
| Sling Shot Extreme Vulkan | 4,860 |
| API OVERHEAD OpenGL ES3.0 | 494,172 |
| API OVERHEAD Vulkan | 458,926 |
PCMark
スマホ性能を総合的に計測する「PC Mark」での「ZenFone 6」のベンチマークスコアがこちら。
開発元は、「3DMark」と同じフィンランドのFuturemark。
| ベンチマーク | スコア |
|---|---|
| Work 2.0 Performance | 9,626 |
| Work 2.0 Battery life | 18h53m |
| Computer Vision | 6,835 |
| Storage | 15,559 |
| Work Performance | 12,262 |
| Work Battery life | 21h18m |
docomo系・au系・Softbank系MVNOで使える?
マルチキャリア対応・VoLTE対応を謳うZenFone 6です。
docomo / au / Softbank / Y!mobile / 各種格安SIMが利用可能です。
楽天モバイル・mineo・IIJmio・OCNモバイルONE・BIGLOBEモバイル・DMMモバイル・NifMo・LINEモバイル・nuroモバイル・U-mobile・b-mobile・イオンモバイル・DTI SIM・TONEモバイル・Wonderlink・Linksmate・0SIM・インターリンクLTE SIM・Tikimo SIM・LIBMO・QTモバイル・スマモバなど
UQモバイル・mineo・IIJmio・BIGLOBEモバイル・イオンモバイル・Fiimo・QTモバイル・Tikimo SIM・J:COMモバイル
LINEモバイル・nuroモバイル・mineo・QTモバイル・U-mobile・ロケットモバイル・HISモバイル・Repair SIM・Hitスマホ・Y!mobile
ZenFone 6価格比較・最安値(実質負担額)
ZenFone 6の最安値・価格比較をまとめました!
| キャリア MVNO | 販売価格 (6GB/128GB) | 販売価格 (8GB/256GB) |
|---|---|---|
| OCNモバイルONE | 55,800円 | 62,800円 |
| IIJmio | 64,800円 | 79,800円 |
| mineo | 67,200円 | 取扱いなし |
| NifMo | 68,889円 | 80,000円 |
| Y!mobile | 取扱いなし | 取扱いなし |
| UQモバイル | 取扱いなし | 取扱いなし |
| BIGLOBEモバイル | 取扱いなし | 取扱いなし |
| 楽天モバイル | 取扱いなし | 取扱いなし |
| LINEモバイル | 取扱いなし | 取扱いなし |
| docomo | 取扱いなし | 取扱いなし |
| au | 取扱いなし | 取扱いなし |
| Softbank | 取扱いなし | 取扱いなし |
各社では2019年8月23日より販売開始となっていますが、
mineoのみ2019年9月10日販売開始となっています。
ZenFone 6の2年総額
3GB+5分 or 10分かけ放題のプランで算出
初期費用+月額料金24ヶ月分-各種割引
下記は、SIMのみの場合の2年総額となりますので、
ZenFone 6の購入額を下記表の金額に足してシミュレートしてください。
| MVNO | プラン | 2年総額 |
|---|---|---|
| UQモバイル | プランS | 58,432円 |
| DMMモバイル | 3GBプラン | 64,577円 |
| mineo (au回線) | 3GBプラン | 64,659円 |
| イオンモバイル (docomo回線) | 4GBプラン | 66,225円 |
| NifMo | 3GBプラン | 66,225円 |
| イオンモバイル (au回線) | 4GBプラン | 66,225円 |
| BIGLOBEモバイル (docomo回線) | 3GBプラン | 66,651円 |
| BIGLOBEモバイル (au回線) | 3GBプラン | 66,651円 |
| IIJmio (docomo回線) | 3GBプラン | 66,651円 |
| IIJmio (au回線) | 3GBプラン | 66,664円 |
| mineo (docomo回線) | 3GBプラン | 67,112円 |
| 楽天モバイル (docomo回線) | 3.1GBプラン | 67,169円 |
| 楽天モバイル (au回線) | 3.1GBプラン | 67,182円 |
| LINEモバイル (docomo回線) | 3GBプラン | 70,286円 |
| LINEモバイル (au回線) | 3GBプラン | 70,286円 |
| LINEモバイル (Softbank回線) | 3GBプラン | 70,286円 |
| OCNモバイルONE | 3GBプラン | 72,353円 |
| mineo (Softbank回線) | 3GBプラン | 76,179円 |
| docomo | ギガライト | 121,296円 |
| au | ピタットプラン | 132,321円 |
| Softbank | ミニモンスター | 230,520円 |
やはりUQモバイルが強いですね。
最大10,000円の「UQモバイルキャンペーン」が効いています。
ZenFone 6を利用する場合であっても、「R17 neo」や「nova lite 3」といった540円で購入できる通称「0円スマホ」をセット購入して、売却してしまうのがオススメです。
ヤフオク等で2万円以上で取引されているような端末がUQモバイルの強力な端末購入サポート割引「マンスリー割」のお陰で、540円で購入可能。
タイミングによっては、売却益で25,000円ほど出せます。
最終更新日: 2020年05月31日
































・ZenFone 6本体
・ACアダプター(USB充電器)
・USB Type-Cケーブル
・有線イヤホン
・ZenFone 6専用クリアケース
・取扱説明書等