iPhone 6sのスペック・カメラ画質・ベンチマーク・価格比較・2年総額を徹底レビューしていきます。
どのMVNOでiPhone 6sを契約するのが安いか、実機を使ってのカメラ画質レビューなど、iPhone 6sを徹底解剖!
iPhone 6sレビュー
iPhone 6s実機を購入しましたので、実機の開封レビューの後、カメラの画質検証などを行っていきます!
まずは、iPhone 6s開封の儀から。
iPhone 6s 実機開封レビュー
パッケージはいつもどおりのなデザイン。
安定のdesigned by apple in cariforniaです。
今回、購入したのはA1688モデルで、キャリア版となりますが、UQモバイルやY!mobile販売品と同様です。
カラーは、iPhone 6sより追加となった新色「ローズゴールド」をチョイス。
iPhone 6sの同梱品一覧がこちら。
iPhone 6s 付属品レビュー
付属品は、下記の通りです。
・EarPods(有線イヤホンマイク)
・Apple純正充電器
・ライトニングケーブル
ちなみに、iPhone 6s付属の充電器は5V1A出力の低速充電器です。
モデルナンバー:A1385
iPhone 6s 説明書レビュー
iPhone 6s付属の説明書等をレビューしていきます。
下記画像の四角いケースに各種書類が入っています。
左から順に、
・Apple logoステッカー
・iPhone情報
・iPhone 6s取扱説明書
・SIMイジェクトピン
左の「iPhone情報」という紙には、ユーザーガイドのダウンロード方法や高周波エネルギーの人体への影響・補聴器両立性などについて記載されています。
右の取扱説明書には、各種スイッチやボタンの説明等が記載されています。
iPhone 6s 本体レビュー
iPhone 6s ローズゴールドの本体レビュー!
最近は、HuaweiやOPPOなどの中国メーカーも高価格帯のモデルを頻繁に発売していますが、iPhoneにはiPhoneにしかない高級感が漂います。
そして、フルsRGB対応、最大輝度500cd/m2のReitina Display搭載!
特に、金属パーツの加工が秀逸で、カメラ外周部の切削加工、ボタン周りのメタルリング、フレーム・ボディの塗装など、細かい点がすごくキレイ。さすがは世界シェアトップのiPhoneです。
iPhone 6sの本体外回りをレビューしていきましょう!
本体底部にはスピーカー・ライトニングソケット・マイク・イヤホンジャックを搭載。ソケット部分の切削もメチャメチャ綺麗。
中国メーカーのスマホを見ると、こういう細かい部分に傷が入っていたり、粗が垣間見える部分でもあります。
ちなみに、イヤホンジャック搭載のiPhoneは、このiPhone 6sが最後となります。
iPhone 7以降で有線イヤホンを使用する場合には、ライトニングコネクタ仕様のイヤホンが必要です。
iPhone 6s本体右側面には、SIMトレーと電源ボタン。
SIMトレーは、付属のSIMピンを穴に差し込むことで引き出せます。
iPhone 6s本体上部には、何もなし!
iPhone 6s本体左側面には、サイレントスイッチと音量調節ボタン。
やはりiPhoneシリーズは、仕上がりの綺麗さといい、安定の完成度ですね。
iPhone 6s カメラ画質レビュー
iPhone 6s実機で撮影した画像をご紹介しながら、カメラ性能をレビューしていきます!
iPhone 6との比較では、高画素化に大きく踏み出した最初の一台が、このiPhone 6s。
iPhone 6から高画素化をしていますが、センサーサイズはiPhone 6と同じ1/3型サイズ。
センサーサイズが同じまま高画素化した為、ピクセルサイズが2/3となり光感度も落ちていますが、新型裏面照射型センサーと内部の画像処理エンジンの向上で、この点をカバーしながら、高画素化を果たしている模様です。
その為、静止画の画質的にいうと、iPhone 6から大幅な進化はないのかもしれません。
ディティールの再現力と引き伸ばし耐性が向上しているイメージでしょうか。
動画性能では、iPhone 6sより4K動画の撮影にも対応し、この点では高画素が活かされていますね!
実機カメラテスト 花の撮影(昼景)
iPhone 6sの実機を使って、室内の蛍光灯照明下で花の撮影をしてみました。
昨今の最新モデル「iPhone XS」「iPhone XR」「AQUOS sense2」「P20 lite」「R17 neo」などの機種では、AIによる色調自動補正の技術も向上しており、AIによる、シーン判別+色付けが当たり前になっていますが、iPhone 6sやiPhone 7などの時代においては、画像エンジンによるかなり自然な着色程度に抑えられており、編集によるカラーグレーディングがより楽しめるとも言えます。
実機カメラテスト LEDイルミネーションの撮影(夜景)
1200万画素となったことによるイメージピクセルの小型化が、低照度下での感度低下やノイズが懸念されましたが、パンフォーカス・センターフォーカスともに、目立つノイズは発生せず、かなり綺麗に撮影出来ていると思います。
iPhone 6s バッテリー持ちレビュー
iPhoneシリーズは、モデルチェンジとともに、バッテリー持ちも常に改善され続けています。
Geekbenchというベンチマークアプリでのバッテリー持ちに関する、iPhone各モデルの平均スコアが下記となります。
モデル | 平均スコア |
---|---|
iPhone SE | 1,558 |
iPhone 6s | 1,514 |
iPhone 6 | 998 |
iPhone 5s | 802 |
iPhone 6sと同時期発売となっている「iPhone SE」の方がスコアが若干上ですが、iPhone 5s同等の小型サイズの為、液晶がかなり小ぶりな為であると考えられます。
iPhone 6s スペック
iPhone 6s のスペック表をご紹介した後、iPhone 6から進化したポイントをレビューしていきます!
iPhone 6s スペック表
iPhone 6sのスペック表がこちら。
iPhone 6sスペック | |
---|---|
カラー | ・スペースグレイ ・シルバー ・ゴールド ・ローズゴールド |
サイズ(mm) | 67.1×138.3×7.1 |
重量 | 143g |
画面サイズ | 4.7インチ |
画面種別 | TFT液晶 3D Touch対応 |
画面解像度 | 1,334×750 |
OS | iOS 9 (12.1.1UPG対応済) |
CPU | Apple A9 |
CPUコア数 | 2コア(デュアルコア) |
GPU | PowerVR GT7600 (6コア) |
RAM | 2GB |
ROM | 16/32/64/128GB |
メインカメラ | 1,200万画素 F値2.2 Live Photo 5枚構成レンズ 4Kビデオ撮影対応 |
フロントカメラ | 500万画素 720p HDビデオ対応 裏面照射CMOSセンサー |
外部メモリ | トレーなし |
バッテリー容量 | 1,715mAh |
連続待受時間 | |
連続通話時間 | |
充電端子 | Lightning |
急速充電 | 非対応(5V1.4Aまで) |
無線充電 | 非対応 |
Wi-Fi | 802.11 a/b/g/n/ac |
Bluetooth | Bluetooth V4.2 |
テザリング | 対応 |
衛星測位 | GPS, A-GPS, GLONASS |
生体認証 | 指紋認証(Touch ID) |
防水 | 非対応 |
防塵 | 非対応 |
耐衝撃 | 非対応 |
おサイフケータイ | 非対応 |
ハイレゾ | 非対応 |
イヤホンジャック | 搭載 |
ワンセグ・フルセグ | 非対応 |
SIMサイズ | シングルスロット ・nano SIM |
DSDS・DSDV | 非対応 |
対応バンド | Band 1,2,3,4,5,7,8, 12,13,17,18,19,20, 25,26,27,28,29,30, 38,39,40,41 |
iPhone 6との違い・進化した点
iPhone 6とiPhone 6sの違いをまとめていきましょう!
新色ローズゴールドの登場
スティーブ・ジョブズの没後、ティム・クック体制になってから4代目となるiPhone 6s。
iPhone 6でデザインの大幅な刷新が入り、iPhone 6sでは新カラー「ローズゴールド」が登場しました。
現在、MVNOでも取り扱っている「iPhone 7」でも採用されていますが、残念ながら「iPhone 8」ではローズゴールドが終了し、新色「(PRODUCT)RED」が登場します。
処理能力の向上
iPhone 6で搭載されてきたプロセッサ「A8」から、iPhone 6sでは「A9」が採用され、処理能力が大幅に向上しました。
CPU性能70%・GPU性能90%と大幅な処理能力の向上を実現しています。
メインカメラが大幅進化
iPhone 4sから継続して800万画素のiSightカメラが採用されてきましたが、ようやくiPhone 6sで1,200万画素へアップグレードされました。
また、iPhone 6s発売当時には、XperiaやGalaxyのフラッグシップモデルに限られていた4K動画の撮影にも対応しリアカメラが大幅に進歩。
iPhoneのカメラ性能が大幅に進化する起爆剤となったのもiPhone 6sでの開発に注力したのが大きなターニングポイントになったと言えるでしょう。
また、iPhone XS / iPhone XRでも引き続き採用されている、動きのある写真が撮影できる「Live Photos」もiPhone 6sで初めて採用されました。
インカメラも大幅進化
インカメラもiPhone 6までは、120万画素カメラが採用されてきましたが、iPhone 6sで500万画素カメラへと大きく進歩しました。
画質と画素数は比例しませんが、イメージセンサーを含むインカメラ全体の設計を刷新したのは明白です。
セルフィー撮影時にRetinaディスプレイをフラッシュ代わりに使用する「Retina Flash」を搭載。
現在では、同機能が国産スマホ「AQUOS」シリーズなどにも採用されています。
ボディ剛性がアップ
高強度7,000系アルミ合金(アルミ亜鉛マグネシウム合金)をボディ素材に採用することで、筐体剛性が飛躍的にアップしました。
現在では考えられませんが、iPhone 6の時代には、おしりのポケットに入れると、ボディが曲がる。という「ベンドゲート問題」が話題となっていました。
7,000系アルミ合金といえば、「超超ジュラルミン」と言われる素材で航空機・産業ロボット・高級ロードバイクなどに採用されている超高強度素材ですね。
iPhone 5s以前では、角型デザインでボディ剛性も確保しやすかったのですが、丸みを帯びた柔らかなデザインを採用しだしたiPhone 6からボディ剛性の確保・素材の高強度化が課題となり、iPhone 6sで改善されたというのが実情です。
この素材改善による強度向上策により、本体重量が14g増していますが、筐体が折れ曲がるよりは大分マシでしょう。笑
3D Touchの登場
感圧センサーによる「3D Touch」という新機能が登場します。
これは従来のタップやスワイプといった操作に加え、感圧センサーによる新しい操作「Peek」と「Pop」が搭載され、操作性の向上が図られています。
以前より、新型iPhoneでは「3D Touch」が消滅すると噂が流れていますが、現にiPhone XRでは採用されませんでした。
次期、iPhone XS後継モデルでも継続して「3D Touch」が採用されるのか気になるところです。
iPhone 6s ベンチマーク
人気の各種ベンチマークアプリでの、iPhone 6s 32GBモデル実機でのベンチマークスコアをまとめました。
Antutu
スマホ性能を総合的に計測する「Antutu Benchmark」での「iPhone 6s (32GB)」のベンチマークスコアがこちら。
中国の「Beijing Antutu Technology」製のベンチマークソフト。
ベンチマーク | スコア | |
---|---|---|
総合 | 154,093 | |
CPU | 総合 | 68,102 |
演算処理 | 20,448 | |
一般使用 | 12,704 | |
マルチコア | 34,950 | |
GPU | 総合 | 48,705 |
3D Marooned | 7,936 | |
3D Coastline | 17,486 | |
3D Refinery | 23,283 | |
UX | 総合 | 32,167 |
データセキュリティ | 17,560 | |
データ処理 | 6,274 | |
画像処理 | 1,597 | |
UXスコア | 6,736 | |
MEM | 総合 | 5,119 |
RAM | 3,501 | |
ROM | 1,618 |
Geekbench 4 Pro
CPU性能を中心に測定する「GeekBench 4 Pro」での「iPhone 6s (32GB)」のベンチマークスコアがこちら。
カナダのPrimate Labs製のベンチマークスコアでCPUの処理能力の測定に特化。
ベンチマーク | スコア |
---|---|
Single Core Score | 2,577 |
Multi Core Score | 4,517 |
Metal | 11,081 |
Bttery | 1,514 |
3D Mark
グラフィック性能を測る「3DMark」での「iPhone 6s (32GB)」のベンチマークスコアがこちら。
フィンランドの「Futuremark」社製のベンチマークソフト。
ベンチマーク | スコア |
---|---|
Ice Storm | Maxed out |
Ice Storm Extreme | Maxed out |
Ice Storm Unlimited | 30,153 |
Sling Shot | 2,833 |
Sling Shot Extreme | 2,119 |
Sling Shot Unlimited | 2,944 |
API OVERHEAD OpenGL ES3.0 | 196,683 |
API OVERHEAD Metal | 1,590,435 |
iPhone 6s 価格比較
iPhone 6sの最安値とSIMカードの初期費用や月額料金等すべてを含めた2年総額を比較しながら、ランキング形式でご紹介していきます。
iPhone 6s取扱MVNO
iPhone 6sを取り扱っているMVNOは下記2社となっています。
以前は「Fiimo」「mineo」「BIGLOBEモバイル」でも取扱いがありましたが、既に販売終了となっています。
・UQモバイル(32GB/128GB)
・Y!mobile(32GB/128GB)
また、UQモバイル・Y!mobileでは、iPhone 7を新たに発売した影響もあり、在庫分で終売となることが予想されます。
iPhone 6sが終売となった際には、「iPhone 8」もしくは「iPhone SE(第二世代)」の販売開始に期待!
iPhone 6s 端末価格ランキング
iPhone 6sの実質負担額をMVNOごとにまとめてみました。
上から、安い順にランキング化しています。
MVNO | モデル | ||
---|---|---|---|
32GB | 64GB | 128GB | |
UQモバイル | – | ||
Y!mobile | 24,480円 | 38,160円 | |
Fiimo | – | 終売 | – |
mineo | – | 終売 | – |
BIGLOBEモバイル | – | – | 終売 |
実質負担額ではUQモバイルの圧勝です。
しかし、いくら端末価格が安くとも、2年総額が高くては意味がありませんので、すべてコミコミの2年総額を比較してみましょう!
iPhone 6sはUQモバイル端末として販売されており、端末価格は圧巻の安さですね!
もう端末は絶対にiPhone!という方は、下記の記事も参考にしてみてください。
iPhone 6s 2年総額ランキング
それでは、iPhone 6sの取扱MVNOでiPhone 6sを購入して維持した場合の2年総額を計算していきましょう!
2年総額は、初期費用・月額料金・端末代金・各種割引を加味した、2年間で掛かる費用の合計となります。
ユニバーサルサービス料は変動するので計算から除外していますが、月2円~3円ですので、下記総額に60円前後加算して頂ければ、かなり近い数字が出ると思います。
プラン構成は、一番人気の「月間3GB+短時間かけ放題(5分or10分)」でシミュレーションしています。
上から2年総額の安い順にランキングしています。
上記、2年総額には、下記を含んで計算しています。
・契約事務手数料
・SIMカード発行手数料
・月額料金24ヶ月分
・端末代金
・端末割引
・au Pay 残高還元
UQモバイルは、最大20,000円相当(不課税)の「UQモバイルキャンペーン」があるので、2年総額が断然安くなっています。
その他の項目に関する比較は、下記記事を参考にして頂ければと思います。
参考:UQモバイルとY!mobileの比較
また、UQモバイルは低速通信が使い放題の「節約モード」も他社MVNOより優秀なので、普段から節約を心掛ければ月間3GBの「スマホプランS」でも、かなり使えます。
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