※Pixel 6 / Pixel 6 Proは終売となり、Pixel 7aが販売されています。
Google製のSIMフリースマホ「Pixel 6」「Pixel 6 Pro」をレビューしていきます!
ようやく広がりだしてきた5Gエリアですが、Pixel 6がSub6対応、Pixel 6 Proがミリ波&Sub6対応となっています!
Pixel 6とPixel 6 Proの違い
まず、Pixel 6とPixel 6 Proの違いをまとめていきます。
あなたはどっち派?
メモリ
メモリは、Pixel 6が8GB、Pixel 6 Proが12GB。
ディスプレイ
ディスプレイは、サイズが違うのはもちろんですが、Pixel 6がOLED、Pixel 6 ProがLTPO OLEDとなっております。
省電力性能
LTPO OLEDは、通常のOLEDに比べて、10%前後省電力性能が高いのが特徴ですので、Pixel 6比で11%大型化されたことによる消費電力量の増加を相殺しています。
むしろ、使い方によっては、低速側に可変幅の大きなリフレッシュレートを持つPixel 6 Proの方が電池持ちが良いという可能性すらあります。
フラットパネル or エッジパネル
ディスプレイでもう一つの違いとしては、Pixel 6が通常のフラットディスプレイなのに対し、Pixel 6 Proでは両端が湾曲したエッジディスプレイを採用している点です。
どちらが良いという訳ではなく、好みが分かれるポイントです。
以前、Galaxyで積極採用されていた湾曲ディスプレイですが、個人的には、フラットディスプレイの方が好みです。
画面占有率
また、ボディサイズに対する画面占有率もかなり異なり、画面サイズが違うにも関わらず、ボディサイズがそこまで変わらないのは、Pixel 6 Proがかなり狭額縁化されていることが理由です。
インカメラ
インカメラは、Pixel 6とPixel 6 Proで仕様が異なります。
800万画素 画角84°のPixel 6に対し、Pixel 6 Proでは1,100万画素 画角94°になっています。
動画撮影
動画撮影においても、1080p 30FPSのPixel 6に対し、Pixel 6 Proでは1080p 30/60FPS 4K30FPSとなっております。
インカメラでの4K動画撮影はPixel 6 Proのみとなっています。
5G対応
最後に、5Gに関してですが、Pixel 6 ProのみSub6 & ミリ波に対応。
Pixel 6はSub6のみで、ミリ波非対応となります。
iPhone 13でもミリ波には対応にならなかったのですが、Pixel 6 Proが一足先にミリ波対応となっています。
スペック比較
まず、Pixel 6とPixel 6 Proのスペック比較から、ご紹介していきます!
基本スペック
今作、Pixel 6シリーズより、Googleの独自チップセット「Tensor」を搭載。
CPUのベンチマークスコアでいうと、「Snapdragon 855」と同等のスコアになりますが、GPU性能やAI性能はかなり上回るものと思われます。
(Snapdragon 855はXperia 1やXperia 5が搭載)
スペック比較 | Pixel 6 | Pixel 6 Pro |
---|---|---|
発売日 | 2021年10月28日(木) | |
価格(128GB) | 74,800円 | 99,800円 |
価格(256GB) | 85,800円 | 127,600円 |
カラー | Sorta Seafoam Kinda Coral Stormy Black | Cloudy White Sorta Sunny Stormy Black |
サイズ | 158.6×74.8×8.9 | 163.9×75.9×8.9 |
重量 | 207g | 210g |
画面サイズ | 6.4インチ | 6.7インチ |
メモリ | 8GB | 12GB |
ストレージ | 128GB 256GB | |
SoC | Google Tensor | |
防水・防塵 | IP68 | |
おサイフケータイ | ○ |
アウトカメラスペック
Pixel 4あたりから、カメラ性能には定評があるPixelシリーズですが、今作でも大幅に進化しています。
超解像ズームに対応しながら、Octa PD方式のイメージセンサーを採用することで、低照度下での高感度撮影と全画素AFによる高速合焦を両立しています。
また、Googleのソフトウェア技術とTensorのAI技術をあわせ技である「消しゴムマジック」も面白そう!
あらゆる背景の不要なオブジェクトを消し去ってしまうという、Pixel 6内蔵型の全自動Photoshopです。笑
また、広角カメラのイメージセンサーは、Pixel 5の1/2.55型から一気に大型化し、約4倍近い大きさのイメージセンサーとなっています。
アウトカメラ比較 | Pixel 6 | Pixel 6 Pro | |
---|---|---|---|
カメラ構成 | デュアルカメラ 超広角+広角 | トリプルカメラ 超広角+広角+望遠 | |
超 広 角 | 画素数 | 1,200万画素 | |
センサーサイズ | 非公表 | ||
F値 | F2.2 | ||
画角 | 114° | 106.5° | |
広 角 | 画素数 | 5,000万画素 | |
センサーサイズ | 1/1.31インチ (ISOCELL GN1) | ||
F値 | 1.85 | ||
画角 | 82° | ||
望 遠 | 画素数 | – | 4,800万画素 |
センサーサイズ | – | 1/2インチ | |
F値 | – | F3.5 | |
画角 | – | 23.5° | |
ズーム | 最大7倍 | 最大20倍 | |
手ブレ補正 | 光学式+電子式 ※超広角のみ光学式手ブレ補正なし | ||
動画 | 4K 30/60fps 240fpsスロー撮影 |
インカメラスペック
Pixel 6とPixel 6 Proでインカメラの仕様が異なります。
Pixel 6 Proの方が若干画角が広く、4K動画撮影にも対応しています。
インカメラ比較 | Pixel 6 | Pixel 6 Pro | |
---|---|---|---|
カメラ構成 | シングルカメラ | ||
画素数 | 800万画素 | 1,110万画素 | |
F値 | F2.0 | F2.2 | |
画角 | 84° | 94° | |
動画 | 1080p 30FPS | 4K 30FPS 1080p 30/60FPS |
ディスプレイスペック
両機種ともに、有機ELを採用していますが、Pixel 6 Proは省電力性能に優れたLTPO OLEDを採用。
Pixel 6 Proの方が筐体サイズをあまり変えずに画面を大型化できているのは、湾曲ディスプレイを採用し、スリムベゼル化を実現した為です。
前面ガラスパネルの形状はどちらも湾曲パネルとなっております。
ディスプレイ比較 | Pixel 6 | Pixel 6 Pro | |
---|---|---|---|
画面サイズ | 6.4インチ | 6.7インチ | |
画面タイプ | フラット | エッジ (両端湾曲) | |
パネル | OLED | LTPO OLED | |
解像度 | |||
アスペクト比 | 20:9 | 19.5:9 | |
画素密度 | 411ppi | 512ppi | |
リフレッシュレート | 60-90Hz | 10-120Hz | |
その他 | Corning Gorilla Glass Victus Always on Display 高輝度モード HDRサポート コントラスト比 1,000,000:1 24bit フルカラー(1,600万色) |
バッテリースペック
どちらも大容量バッテリーを搭載しているので、バッテリー持ちは良いでしょう!
第二世代Pixel Stand(Pixel stand2)を利用すれば、最大23Wでの無線充電が可能となっています。
AppleのMafSafe充電器が最大15Wですので、iPhone 12/13よりも、さらに高速なワイヤレス充電が可能となっています。
バッテリー比較 | Pixel 6 | Pixel 6 Pro | |
---|---|---|---|
バッテリー容量 | 4,614mAh | 5,003mAh | |
急速充電 | USB PD Rev3.0 | ||
無線充電 | Qi対応 | ||
無線急速充電 | 最大21W | 最大23W |
通信スペック
大きな違いとしては、ミリ波対応かどうかというポイントになります。
バッテリー比較 | Pixel 6 | Pixel 6 Pro |
---|---|---|
5G通信 | Sub6 | Sub6 / ミリ波 |
SIMサイズ | nano SIM + eSIM | |
Wi-Fi | a/b/g/n/ac/ax | |
Bluetooth | V5.2 |
UQモバイル 最大20,000円相当(不課税)のau Pay残高還元
【au Pay残高還元対象ページ】
https://shop.uqmobile.jp/shop/cashback/
UQモバイルの最大20,000円相当(不課税)のau Pay残高還元は、上記ページから、SIMのみ契約をした方が対象となります。(新規もMNPもOK)
また、Pixel 6 / Pixel 6 Proともに、eSIMに対応しておりますが、eSIMでもnano SIM(物理SIM)でも、au Pay残高還元対象ですので、お好きな方をお選びください。
(どちらでも使えます!断然、eSIMがオススメ)
au Pay残高還元金額 | 新規 | MNP |
---|---|---|
プランS | 3,000円 | 6,000円 |
プランM | 3,000円 | 10,000円 |
プランL | 3,000円 | 10,000円 |
プランS+増量OP | 6,000円 | 9,000円 |
プランM+増量OP | 6,000円 | 13,000円 |
プランL+増量OP | 6,000円 | 13,000円 |
「増量オプションII」は1年間無料ですので、絶対に契約がオススメです。
無料期間中に解約しても、違約金などは一切発生しません。
UQモバイル契約時に増量オプションIIをつけて、無料期間中に解約すれば、デメリットゼロです。
逆に、UQモバイル契約後、あとから増量オプションを契約した場合、3,000円分のau Pay残高還元はもらえませんので、ご注意ください。
よくある質問
「Quad Bayer」の長所である、「高感度」「HDR対応」と、「Dual PD」の長所である「全画素AF」という長所を掛け合わせた方式。
高画素化による感度低下を補いながら、全画素での高速AFを実現しています。
また、高画素を活かしたクロップズーム(超解像ズーム)も特徴です。
望遠カメラを搭載していないPixel 6でも最大7倍のズームに対応しています。
詳しくはこちら。
断然Pixel 6でしょう!
価格差としては、約4万円。
メモリ容量・ディスプレイ性能・望遠カメラ・インカメラ性能・ミリ波対応、この違いで4万円は高すぎませんか…。笑
もし、自分用に買うとしたら、Pixel 6 Proを買いますが、Pixel 6のコスパが最強だと思います。
家族・友人に薦めるとしたら、Pixel 6ですね。
対応しています。
発売段階で、au / Softbankの5Gには対応しています。
ソフトウェアアップデートで、docomo / 楽天モバイルなど、他キャリアの5Gに対応予定だそうです。
また、現時点で、UQモバイルの発売端末には、ミリ波対応モデルがありません。
Pixel 6 Proで一足先にUQモバイルのミリ波通信を堪能するのも乙です。笑
断然、Google Storeです。
Google Storeでは、現在、一括払いで11,000円、分割払いで16,000円のプロモコードがもらえます。
ヨドバシカメラなどの家電量販店では、キャリア版のPixel 6 / Pixel 6 Proのみの取り扱いとなります。
SIMフリー版Pixel 6を購入して、格安SIMやサブブランドのSIMで運用するのが一番オトクです。
Pixel 5a 5Gの価格がまだ51,700円であることを考えると、Pixel 6の方がコスパは良いと思っています。
価格差2万円ちょっとありますが、その価格以上の差はあります。
中古でも良いという方であれば、Pixel 4a 5Gが3万円台半ばですのでそちらの方がコスパ良いでしょう!
・メモリ
・ディスプレイ
・望遠カメラ
・インカメラ
・ミリ波(5G)対応