Google Pixel3 / Pixel3 XLと同時発売となった、ワイヤレス充電器「Pixel Stand」をレビューしていきます!
「Pixel Stand」は、Google Pixel 3 / Pixel 3 XL専用ではなく、Qi対応スマホも充電可能。
これに9,504円払うか払わないかは、アナタ次第。
Google Pixel Standレビュー
前回の「Pixel 3 XLレビュー」に引き続き、無線充電器兼スマホスタンド「Pixel Stand」をレビューしていきます!
ちなみに、Pixel 3の廉価版として発売された「Pixel 3a」はワイヤレス充電非対応なので、Pixel Standは利用できません。
パッケージは、Google感のあるシンプルなパッケージデザイン。
4原色のGoogleロゴが映えます。
Pixel Stand化粧箱の背面
「Pixel 3 とPixel 3 XLでご利用頂けるGoogleアシスタント対応の高速ワイヤレス充電器です。Qi規格に準拠したスマートフォンでご利用いただけます。」
早速、「Google Pixel Stand」開封していきましょう。
こちらが「Pixel Stand」本体。
「Pixel Stand」底部に、USB Type-Cのソケットがあります。
ケーブルを通すための切り欠きも裏側に配置。
底面は、「Google Home mini」同様のビビッドなオレンジ色のシリコン素材を使用し、滑り止め効果があります。
Pixel Stand付属品
「Pixel Stand」の付属品がこちら。
「Pixel Stand」にUSB Type-Cケーブルを接続した図。
「Pixel Stand」のセットアップ
こちらがGoogle公式のPixel Stand設定方法解説動画。
「Pixel 3」を「Pixel Stand」に置くと、自動的にセットアップ画面が「Pixel 3」に表示されます。
「充電中のアシスタントの利用」
「充電中も操作可能」
「Googleに話しかけてみよう」
「ロック画面でアカウントに基づく情報を許可する」
画面ロック状態でも、Voice Matchで所有者の問いかけに応じて、「写真」「メール」「カレンダー」「連絡先」にアクセスする許可設定。
「Pixel Standの使用時にアカウントに基づく情報を許可する」
「アンビエント表示設定」
「アンビエント表示」とは、画面ロック時でも、時計や通知アイコンを表示出来る機能なのですが、「Pixel Stand」利用時には、写真のスライドショーの表示も可能です。
Google Photoのアルバムを指定してスライドショーの設定が可能なので、お気に入りの画像を集めたアルバムを一つ作成すれば、そのアルバム内の画像だけを表示することができます。
「Googleアシスタントを最大限に活用しよう」
・画面表示内容の関連情報の設定
・Googleアシスタントに関するメールマガジン
「Pixel Stand」利用時のオートマナーモードの設定。
「めざましディスプレイで朝を迎えよう」
「めざましディスプレイ」は寝室での利用時に役立ちそうですが、光目覚まし時計のような機能性はなさそうですね。
寝ぼけ眼で、アラーム時間までの時間を画面色で把握できそうかな。というぐらい。
Pixel Standセットアップ完了!
Pixel Stand充電時のイメージ
「アンビエント表示ON、スライドショーOFF」
の場合は、こんな感じ。
スタンド部分の角度調節は不可能です。
目視なので、正確な角度は分かりませんが、大体どうでしょう、75度くらいの角度でしょうか。
Pixel 3 XLですが、スタンド設置時でも、指紋認証センサーが利用可能になっています。
「Pixel Stand」でのワイヤレス充電時は、10Wの急速充電に対応。
「Pixel Stand」付属のACアダプターは、「Pixel 3」付属のものと同じもので、USB PD対応18Wの急速充電に対応。
急ぎに場合には、「Pixel Stand」からUSBケーブルを外して有線で充電するとより速いです!
Pixel Standは買うべき?
「買う必要なかったな。」というのが正直な感想です。
第一に、スマホのワイヤレス充電スタンドとしては、2,000円前後で多様なラインナップがあるなか、Pixel Standは約1万円と4倍~5倍のプライシング。
10万円超の「Pixel 3」や「Pixel 3 XL」を購入するときには、「デザインもマッチするし、買っとこう!」というような感覚に陥りますが、冷静に考えればめちゃめちゃ高い。
第二に、「Pixel 3」利用時における独自機能も乏しく、いくら「Pixel 3ユーザー」向けだとしても、高くないか?というのが本音。
「自動マナーモード」「めざましディスプレイ」「アンビエント表示」「スライドショー」
Qi対応の「iPhone」「Xperia」「Galaxy」などもPixel Standは利用可能ですが、「デザイン」「Google製」ということ以外に、1万円を払う理由は一つもありません。
独自機能も使えませんし、「Google製の10W Qi充電スタンド」として、1万円を払うことになります。
Amazonで、Anker製のQi充電器(10W)が2,799円で買えますし、5W規格なら1,500円程度で買えます。
「これで1万円とるのか…。」というのが本音のレビュー。
アンビエント表示でGoogleアシスタントが常時表示されてはいるものの、そもそも「Pixel Stand」使ってなくても、Voice Matchで起動できますし、「Pixel Stand」ならではのなにかというのが弱いです。
英語圏向けの「Pixel Stand」PVでは、ビデオインターホン「Nest Home」との連携シーンなどもありますけど、そもそもAndroidで出来ることであって、「Pixel Stand」が必要な訳じゃないですしねぇ…。
Pixel 3も良いが、UQモバイルの端末も魅力的
やはりPixel 3も良い端末ですが、UQモバイルには、540円で購入できる「UQモバイル端末」も複数ありますし、ハイエンドモデルじゃなくても良い。という場合には、「R17 neo」や「nova lite 3」や「AQUOS sense2」や「Galaxy A30」などもオススメです。
キャリアでは、完全分離プランが導入となり、「月々サポート」や「月月割」と言った端末購入サポート割引は終了となりましたが、UQモバイルでは、「マンスリー割」という端末購入サポート割引が引き続き実施されています。
この「マンスリー割」の恩恵で、人気のSIMフリースマホや「iPhone 6s」「iPhone 7」が衝撃的な安さで購入できます。
さらに、「UQモバイルキャンペーン」や「UQ家族割」や「ギガMAX月割」などのau Pay 残高還元・割引も併用可能なので、実行速度・価格面ともに最強のMVNOと言っても過言ではないでしょう。
・USB PD対応の18W急速充電器
・1.5m USB Type-Cケーブル
・スタートガイド(取扱説明書)
・基本情報と保証について(白い冊子)